第42次 買い付け報告 デンマーク編3

怒涛の初日買い付け終了!!!!

180716b-1

 

恒例のKROへ!

 

180716b-2

 

窓からの眺め!

流石にデンマークのみなさん夏休みのようで、いつも以上に人の姿をこのあたりで見かけました。

全世界的好景気なのか、ここデンマークの片田舎でも建築ラッシュらしいです。

ディーラーも言っていましたが、ここデンマーク片田舎も十数年前のバブルと全く同じ状況。

建てたって、誰も入らず、そのまま幽霊ビルに。。。

 

今後色々と弊害が出てきそうですね。

 

180716b-3

 

夕食の前菜。

 

 

180716b-4

メイン。

デンマーク周辺の海で取れた、アンコウ系の魚らしい。。。(MONK FISH)

久々のご馳走です!

 

 

 

 

 

180716b-5

 

日が暮れていく。。。

180716b-6

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日。180716b-7

爽やかすぎる朝。

 

 

 

180716b-8

豪華な朝食。

それ以上にお客、私一人。。。。。

贅沢なひと時でした。。。。

 

 

180716b-9

オーフス空港。

コペンハーゲンはデンマークの首都で、オーフスは第二の都市です。

この時期夏休みだからかsasは飛行機一台でこの区間を回しているようなので、かなり中途半端な時間で移動していました。

考えたら東京ー大阪間をJALが飛行機一機でということですよ!!!

ちょっと考えられないのんびりさです!笑

 

 

 

 

180716b-10

オーフス出発は11時過ぎでした。。。

 

ということでかなりゆっくり朝食の時間が取れました(笑)。

 

 

第42次 買い付け報告 デンマーク編2

そして目についたのが。。。。

180716A-01

スタイル的には1930−40年代のヤコブ・ケアー、オレバンシャー、フリッツヘニングセンあたりでしょうか。

時代的にもクラッシックな落ち着いた雰囲気の家具が多い中で、、、、

180716A-02

この挑戦的なローズウッド!!!!

 

180716A-03

無垢ですよ!!!!!

なんだかよくわかりませんが、物凄い粋な心意気を感じます!!!

6台あり!!!

 

 

180716A-04

そしてそのテーブル。。。。

すごい木目なんですが、なぜかこのサイズ。

エクステンションもあるのですが、なんてことない木材を使っています。

使用時はテーブルクロスを使っていたのではないか?と言うことですが、それにしても小さい。。。対面で二人が限度。

伸ばして今回のセットの椅子、6脚分になります。

 

 

 

180716A-05

そしてこちらも、半端ない作りのローテーブル。。。

180716A-06

 

エッジの立った作り。。。。

無垢材で。。。(汗)

 

 

180716A-07

 

このジョイント!!!

よく見たら分かりますが、誰がわかるんでしょうか!!!
どんなターゲット層だったのか!!!

当時のデンマークの人はみんなこんなのが「こりゃ、けしからんねー」、、、みたいなこと言っていたんでしょうか?

 

 

180716A-08

おまけに足の先っぽ、真鍮です!!!半端ないな。

 

 

 

180716A-09

そして、カイ・クリスチャンセン、ダイニングテーブル3台!!!!!ローズにて!!!

 

 

180716A-010

ポール・ハンドバッド。

 

 

180716A-011

しばらくぶりの再会。。。。一台だけです。。。

 

 

180716A-012

そして、ヘンリー・ウォルター・クライン!!!

 

なんと!12台入ります!!!

 

 

 

 

180716A-013

この繊細さにおいて、この木目。。。。クラフト感。。。

屈強なローズだからこそできるデザイン。唯一無二!

現在の弊店在庫と合わせて、20台ほどになる予定!

当時でしかありえない、今で言い換えれば地方中小企業(木工所)が作り出した斬新で挑戦的なデザイン。。。

有名メーカー、デザイナー物ではない分、出回っていないので、他にはない空間にできる椅子だと思ってます!!!

 

そして、さらに

180716A-014

ハンス・ウェグナー、GE290。チークハイバック!2台!!!

 

180716A-015

チーク3シーター!!!!

こんなに出るなんて信じられません!!!

 

 

180716A-016

 

こちらもウェグナー、AP621.

ローズバージョン。。。これ、革で張り替えたら、半端ない座り心地に。。。。

羽毛クッションですから!!

以前お客様に納品した同タイプのソファーの座り心地が今でも忘れられません。。。。。

 

 

 

180716A-017

ローズの木目も間違いないです!!!

 

 

そしてでてきたのがこちら!!!

180716A-018

ローズアームチェアー!!!

 

180716A-019

一体誰のデザインなのか!!!!

構造を見ると、現地のディーラーの中にはイップ・コフォード・ラーセンではないかとか噂も。。。

私は、シート部分の造りは、カイ・クリスチャンセンのユニバースにいているな。。。

と思っています。

180716A-020

アームの部分のデザインがこれまたえぐい!!!

 

180716A-021

細部にまでこだわっています!!!!

 

180716A-022

 

これまたジョイント部分に真鍮のパーツが鈍く光る!

実は、オーフスシティーホールからの出物だとか。。。

え!オーフスシティーホールって、あのヤコブセンデザインの?

ウェグナーの初期デザインのイスが置かれているところ????

これらのイスに合わせていた、3−4mにも及ぶローズのカンファレンステーブルは残念ながら(いや、前からおいて合ったけどかなり高額で手が出なかった。。。)売れてしまっていましたが、そのアームチェアーを10台!!!買い付けました!!!

これこそ他ではありえない!!

前述のクラインの椅子もそうですが、唯一無二のデザイン。椅子たち。

さらにこの重厚で圧倒的で余裕すら感じられるデザインは、きっと素晴らしい空間を創り出すお手伝いができ、更にはその座り心地はご自身の、また、お招きするお客様への最高の居心地を約束する椅子ではないでしょうか!!!

 

 

 

締めはこれ!

180716A-023 180716A-024 180716A-025

 

オレ・バンシャー、セネターセット!もちろんローズ!

初日からやりすぎました。。。。

 

 

第42次 買い付け報告 デンマーク編1

デンマークに到着しています!

180713-a01

 

近くヘルシンキにはトランプとプーチンが揃い踏みするので、万が一に備え脱出できてよかったです。でも、大好きなフィンランド、何もなければいいのですが、、、

 

180713-a02

デンマーク、まずはいつもの常宿へ、

コペンハーゲンのB&Bです。

 

180713-a03

まさかのローズウッドソーイングテーブルとDIGSMEDのスパイス入れ!!
(しかもあまり見たことない感じの大きさ!)

ここのオーナー、、、侮れない。。。

 

 

180713-a04

 

早速次の日。

オーフスに移動です。

 

180713-a05

飛行機が中途半端な時間なので、朝ごはんもゆっくりできました。

ノールポートのマーケットへ!

 

180713-a06

クロワッサンの焼きたての匂いに引き寄せられ。

 

180713-a07

小型のパン焼き器でこまめに焼き上がりを出しているようです。

 

180713-a08

実際店先で焼いています。

 

飛行場でも時間あり。

180713-a09

景気付けにとビールを頼むも、午前中なので流石に小サイズをオーダーしたんですが、デニッシュサイズ!!

 

180713-a010

オーフスに向かいます!

 

180713-a011

到着!!!

 

180713-a012

ディーラーのテスラで倉庫に向かいます!

この農道にはどこか不釣合いな気もしますが、先端を行くデンマークだからこそ!かもしれません!

つい先日まで電気自動車購入に際し、かなりの税金の優遇が有ってテスラがコペンハーゲンでもかなりの数走っていましたが、ここ最近、その税制優遇処置もなくなってしまったそう。。。

 

180713-a013

倉庫到着。

写真で見る限り、皆さんは「たくさん家具がある!」と思われるかもしれませんが、実は、もともとこの中央には家具だながあり、棚の下に家具を収納、棚の上には椅子がアホほどの数、積まれていたんですが、それがもう無くなっているんです!!!!

棚自体、取り払われている!!!!

こりゃ、もうやばいです!!!

 

 

180713-a014

ディーラーと一緒にちょっくら近くのアンティークショップに寄った時に見つけたグラスランプ。なかなか良い出来栄えです!!!

 

180713-a015

 

ヨハネスアンダーセンのローズ・ソーイングテーブル!

 

180713-a016

 

 

チークです。2台ありました。

 

まだ続きます!!

 

 

 

第42次 買い付け報告 フィンランド編10

180712-1

5月6月とかなり晴れ間が広がっていたようですが、私の滞在中には結構雨も降りました。農作物には良い雨だったようです。

ただ今までの日照り続きで影響が出て来ているようですね。

 

 

 

180712-2

まあ毎日買い付けかパッキングか。。。の生活。

数年前はパッキングももう少しスムーズにできていたような気がするんですけどねー。

 

最後の荷物を発送です!

 

180712-3

 

180712-4

たまに時間が空いたら、毎日やっているフリマへパトロール。。。。

まあ時間も遅いですからボウズの場合が多いですけどね。。。この日も全く何もなし!!

 

180712-5

 

ホテルにいるのも辛いので、細かな仕事は外で。

いつもの水辺のカフェで、だらだらと。。。

 

 

180712-6

あっという間のフィンランド買い付けでした。

 

180712-7

 

ヘルシンキの空港内で唯一値段もリーズナブルなサーモンスープ。

次はデンマークに向かいます!

第42次 買い付け報告 フィンランド編9

それこそ買い付け後、ホテルの部屋はすごい状態に!

グッドデザインが凝縮されたすごい部屋!ともいえますが、間違って踏み外したものなら大惨事です!!!

 

180711a-01

取り急ぎ簡単に梱包できそうな物だけでも箱詰めして部屋から追い出す!

いや!出荷!

 

 

 

 

180711a-02

フィンランドに来て、ホテルとマーケット会場の往復の毎日。

 

 

180711a-03

 

ホテルの近くでしたので、デザインミュージアムにティモ・サルパネヴァ展を見に行って来ました。

 

180711a-04

これでもか!というほどのお宝が並びます!

オルキデアの最大サイズ、しかも背に削りが入ってシャープなイメージに!!!

 

180711a-05

 

180711a-06

ガラスアートから日用品まで幅広くデザインしていたティモ・サルパネヴァですが、
今回の注目は何と言っても彼のスケッチや絵画でしょうか。

 

180711a-07 180711a-08 180711a-09

もうスケッチなぞ見たときには鳥肌立ちました!

直筆の水墨画のようなものも、このレベルは普通の絵描きさんでもなかなかいないんじゃないかと思います。すごい才能ですね!

 

もともと、幅広くいろいろな分野・素材においてデザインしていますが、中でも芸術家肌だったのかな、と思います。

それにしても、ティモ・サルパネヴァ、タピオ・ウィルカラ、カイ・フランク。

ここまでの才能が3人も集まったら、本当に時代すら変えられるんではないかと思いますし、実際に変わったんだと思います

 

ティモ・サルパネヴァの商品も少し入ります!

 

 

 

180711a-10

 

アロマグラス。ビンテージ。オリジナルボックス付き!!

 

180711a-11

 

バードボトル。

あ、ティモは鳥が好きだったんかな?

結構、鳥の名を冠したデザインがありますね。