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北欧のくらし展 IN 高松 ギャラリーEN

早いもので、もう年も暮れ。 先日までの高松展を終えてもしばらく年末まで時間があると思っていましたが、あっという間。
この12月一ヶ月に限らず、毎年ほんと時の経つのが早く感じられます。 脳の動きが実際の時の速度に追いついていないらしいですね、老化現象です。

そんなあっという間の一年でしたが、今年最後のイベント、高松展。 この一年の締めにふさわしい本当に楽しい展示会でした。

お越しになれなかった皆さまに展示の一部を少し紹介。

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今回は椅子をメインの品揃え。

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展示スペースもモリモリになってます!

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小物たちも充実の品揃えだったと思います。

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スウェーデングループ

 

 

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このテーブルはデンマークグループ。

 

 

 

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そしてフィンランドグループと、グループ分けで展示しましたのでお客さまにもみやすかったお思いますが、私としても商品の説明もしやすい展示でした。

 

 

そして何と言ってもこちらで生けていただいたお花たちが素晴らしい!!

生けた花瓶から売れていく!!!

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うちお店もこうじゃないといけませんね!

 

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こちらも印象的でした。

この度竣工しました、たかす新社屋の横にある「たかすの杜」に咲いていたスノードロップをペア・ルトゥキンのハイライフにいけていただきました。

なんとも可愛らしいお花ですが、スコットランドでは新年を迎える前にこの花をみつけたら翌年には幸運に恵まれるとのこと!

本当にたくさんのお客様にお越しいただき、トラック手配していましたから来てもらいましたが、一つ一つヤマト楽々家財宅急便で送っても同じくらい?の結果(驚)でした!

本当に皆さまありがとうございました!

まさに来年も良い年になりそうです!

 

 

 

 

ここからは番外編・・・・・

色々な意味で(笑)、高松、楽しかったです!!

 

 

 

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毎朝のルーティーン。南珈琲。ストロングな感じが毎朝の勝負前にピッタリでした!気合い入りました!

 

 

 

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こんなモダン建築のカフェがあり、毎日の一息休憩時間も満たされるもんですね。

 

 

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もちろん毎日欠かさず、うどん。

ここのうどんはうどんのシャープさといい、艶感透明感といい、最高でした。

個人的にはもちろんコシのあるうどん好きですが、ここは少し細めになっていて、これがまたそのコシと絶妙なバランスで素晴らしかったです。

 

 

粋香さん

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料理もお酒も美味しかったです!

 

 

 

サンジャックさん

 

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スウェーデンの可愛い照明と。。。。

 

 

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クイストゴー。

わざわざ使ってくれました!

お一人でやっているとは思えないこちらも素晴らしく美味しい料理屋さんです!

 

 

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バーとか。

 

 

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メニュー書きの黒板がアートな居酒屋。。。。

 

ギャラリーオーナーに色々教えてもらいアフターもかなり楽しみました。

まだまだ行きたいお店がたくさんあり、一週間そこそこの滞在では行き切れませんでしたよ!

 

 

最後に

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イサムノグチ

 

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栗林公園。

建築もそうですが、これらの高松の文化度の高さといったら!

 

そして締めに

 

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中川

 

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大好きな寿司とお酒で大満足。

 

 

 

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本当に色々な意味で充実した高松展でした!

 

第48次買付報告:デンマーク編2


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なかなかすっきり晴れませんが、こんな景色も美しいです。

 

 

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朝食。相変わらず客私一人。。

 

 

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コペンハーゲンに帰ります。また早くここに来たいです。

 

 

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オーフス空港。

デンマークなのに、フリソ・クラマー。。。。。

 

 

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少し早めにディーラーに送ってもらったので、ゆっくりとビールでも飲んで飛行機を待ちます。

 

 

 

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オーフスからコペンハーゲンへ!

 

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まだ時間があったので、荷物を部屋に置いて、ハンティング!

フィンランドでもそうだったのですが、デンマークでもゲリラ豪雨が毎日のように。。。

日が照って暑いと思ったら、雨で一気に気温が下がる!

服装が難しい。。。。基本暑がり。暑いのが嫌で基本薄着なので、結構肌寒くなる時間がまだ多いです。

 

 

 

 

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また日が照ってくると、一気に体感気温も上がります。

 

時間の関係で周辺しか回れませんでしたが、収穫で汗だくになるほどではありませんでした。。。。

 

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美しくも手の込んだホルムガードのグラスたち。1940年代のヤコブ・バン。

 

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こちらもヤコブ・バン。

ブラウンなのかパープルなのか、吹きガラス。

とてもエレガントで繊細なシリーズです。

 

 

 

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今日の夜ご飯はイタリアからのパンチェッタとタリアッテレ。

レストランで食べたパンチェッタのパスタが半端なく美味しかったので、その味の記憶をなんとか形にしたかったのですが、その深い甘みが再現したく、玉ねぎをたくさん使ったのですが、逆に甘くなりすぎて、まああとは、味にパンチがない!

ただ、ソースとパスタの間に細かくちぎったモッツァレラチーズを入れていて、それがこの味気ないパスタに深みを与えてくれていて、パンチェッタ自身もめっちゃ美味しくて個人的には大満足の出来でした。

パンチェッタとベーコンの違いも知らなかった私には、この味は衝撃で、こりゃ、イタリア料理にもハマりそうです。。。なんの報告だ?

第48次買付報告:フィンランド編8

そして商品紹介最後は、みんな大好き私も大好き、タピオ・ウィルカラのデザインたちです!!!

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まずは、キャプテングラス。ショットグラス。

船乗りのためにデザインされたグラスで、吹きクリスタルの美しいグラスに、裏側にサンドブラスト。中央の凹みが揺れる船上のテーブルの上でも滑らないよう、吸い付くくらいの平面に仕上げられています。

 

 

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本当に久々の登場。ククサグラス。

ラップランドの木彫りのコップからのインスパイア。

カタログにはビールグラスとなってる。

タピオ・ウィルカラさん、これでビールを飲めと?!。。。


みなさん従ってください!

粋なデザインです!

 

 

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こちらはオリジナルボックスに一目惚れ。

器の形とかあまりタピオっぽく無いような気もしますが、、、、

 

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ボックスがかっこいい!!!

 

 

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そしてこちらも久々です!

タピオ・ウィルカラのカトラリー。

ここ数年、この通常ニッケルシルバーメッキタイプですらあまりみなかったのですが、なんとなんとこの後に!!!

 

 

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コーヒースプーンサイズですが、純銀製が!!!!

初めてです!!

 

 

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クルタケスクス。なかなか出ない逸品です!!

 

 

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そして!このコーヒーセットとの出会いも久々!

銅に内側シルバーメッキタイプ。

チークの取手もカッコ良いです。

 

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ガラスですが、クリスタルの小品ですが、美しいです。

カットの美しいタピオ・ウィルカラ初期デザインのオブジェと、ラインカットアイテム。

カンタレッリの最大サイズや、アイスバーグ(以前売れちゃったので)なども狙っていて、マーケットにそれぞれ一つづつブツはあるのも確認したのですが、個人的にそれぞれ個人的な重要な要素を満たしていなかったのと、もちろん予算の都合もあり少し悩んでいたのですが、、、、

 

なんとなんと。。。。!!!

 

 

これが来てしまいました!!

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これもタピオらしく無いといえばらしく無い?

 

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おじさんと黒猫ちゃんのユーモラスな絵ですが。。。

実はこれ、タピオ直筆のエナメルペイントなんです!

 

 

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1947製!!!

タピオのファンであれば必需品のEYE 、HAND作品集にも載っていない?かな?たしか。

今回で20年以上かけ、48回目の買い付けに現地に出向いてきていますが、いまだに始めてみるデザインや気づきがたくさんあります。

今回も色々な意味で本当に充実のフィンランド買い付け!来て良かったです!

寺町店の奥のローズウッドの棚の中身が充実すること間違いなし!

それにしても、売りたく無い的な思いが沸々と、、、ヨウコ・レコラの病気が移ってきてますね(笑)。

第48次買付報告:フィンランド編6

この収穫報告もなんとなく個人的にですが(いや個人的なコラムなのでどうでもよいのですが)なかでも一番の出物を最後に持っていきたい!
なんて思っております。
ただ、今回紹介のグループ、アラビアアートデパートメント作品たちなんとも順序のつけようのない!
大変な収穫になりました!

数は少ないけど。。。。

いや、一つ一つが高いからしょうがないです。。。。

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まずは、フリードル・フォルツァー・チェルベリーの釉薬皿。

少し中央部分が盛り上がった形をしているので、中央とリムの間の部分に美しい釉薬だまりができていて、なんとも素晴らしい!

まさに一目惚れ!(少し釉薬剥がれかけがありますが)

 

 

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そしてこれ!

アウネ・シーメス!

ここのコラムでは何度も説明いれているので皆様もご承知かと思いますが、本来の彼女の作風、いや、本来というよりは一番有名な作風は薄手の鋳込みの作品が主流ですが、もともとは、ミカエル・シルキンの元でアシスタントをしていたこともあり、彼女の作歴の初期にはフィギュアの作品も数少ないながらも存在します。

今回はこの仔猫ちゃん。。。可愛すぎる。。。💌

例えば数いる陶芸家さんで、こういったフィギュアなんかも皆さん作れる作家の方は多いんですかね?

 

 

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使用する釉薬までとっても本当に彼女はセンスの塊だったのですね。

 

 

そして、こちらがその薄手の代表作品。

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まさに透けるほどの薄さと、貝殻のような持ち手のついた蓋まで揃ったカップ。。。。

これがなんと。。。。。

 

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当時のオリジナルボックス付きで!!!

この迫力って!!!

残念ながら皿一枚、蓋一個行方不明。。。。

まあ、50年以上前のものですから。

 

 

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オリジナルサイン。(プリントですが)。

無事日本に着くか、ドキドキです(笑)(冷たい汗)

 

 

今回の最後に登場は、やはり、キリッキ・サルメンハーラ師匠。

 

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今回も巨大な作品、手に入れました!!

そしてマグも!!

 

 

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ここまででかいとマグの存在感が。。。

ですが、こちらの深い色目の釉薬の具合もとても良いです!

 

 

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大きい作品ながら凛として、繊細な感じもします。

 

今回は買付けられませんでしたが、ルート・ブルック、トイニ・ムオナなど、戦後のフィンランドになぜこんな綺羅星のような、しかも女性の陶芸家たちがそろっていたのか。。。摩訶不思議な素晴らしきフィンランド。

 

 

第48次買付報告:フィンランド編2

マーケット当日。
前日にヨウコ・レコラから明日の朝は6時出発だけど大丈夫か? と、心配までしていただきましたが、こちらは時差ぼけの都合上、言われなくてもアラームなしでも朝4時にしっかりと目が覚めます。

 

 

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しっかりとメールなどの整理をして、ホテルで待っていると、まさに6時ジャストにヨウコ・レコラ到着。ありがとうございます!!!

 

 

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ほぼほぼ晴れ予報!時折の通り雨に注意とのこと!

野外マーケットもあるので、雨の中の買い付けは辛いですね。

せっかくの気持ち良い季節のマーケットですから、晴れが断ぜん嬉しいです。

 

 

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颯爽とレジェンド入場!!

前日から乗り込んでいたディーラー達のテントはまだ閉まったままで、作業中のディーラー達も少ないですが、乗り込んでいきます!!

 

 

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段々と開いて来た!
これくらい晴れていると本当に気持ち良いです!!!

 

 

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熊かと思ったら犬だった。。。

 

 

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開いているテントを一通りみたあと、合間を見て朝食。

 

 

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アラビアのかなり古いお皿やオイヴァ・トイッカのファウナの超デカアイテム。
なぜかホルムガードのレアイエローのこれまた巨大サイズを見つけたりと、好調な出だし!

こんな古いリールとかも心惹かれますね〜。

 

なんて、のんびりしていたら、ヨウコが走った!

 

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テントをあけたまま、も抜けのからだった所にそこのオーナーが戻って来たよう。

早速一番に手に取って買い付けたものはなんとなんと!

 

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タピオ・ウィルカラのシルバーヴェイス!!!!

いや、ここ野外フリーマーケットですよ。。。。

こんな超絶アイテムがこんな場所にあるなんて!!!!

どんな嗅覚しとんねん!食欲に負けのんびりしてる暇なんてなかったです(涙)。

さすが恐れ入りました。。。。。

 

 

この時期、そこここでマーケットが開かれていて、なかでも大きな室内マーケットへ!


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長蛇の列!!

 

 

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ちょっとインダストリアルな雰囲気も残る会場。

 

 

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ちょっとした小窓から眺める風景も最高!ここに住みたいです!

 

 

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会場横の水辺でゆっくりと。。。

こんな格別なシチュエーションのマーケットなんてないですね!

 

 

ここ数年の価格高騰でアラビアの食器が買えないという嘆きのコラムを何年か続けていましたが、今回は色々買えました。

 

 

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特別詳しくないですが、あまり見ることのないようなアイテムも数点揃いました。

 

 

 

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カイ・フランクのトランペットもありました!

 

 

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日産の袋(笑)

なかには超絶レアアイテムが!!

他にもなんと、アウネ・シーメスの激レア初期作品や、今回もキリッキ・サルメンハーラの作品が2点ほど!

興奮しすぎて現地写真撮るの忘れてますが、また後ほど仕入れ商品紹介の時にお知らせいたします!

 

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このエストニアだったかの古い鉄の容器も全部欲しいくらいでした!

 

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アンティークファンにはいろんなタイプの変態がいまして、このブースは古いおもちゃを扱っていました。

左の飛行機はなんと日本製。

とても綺麗に残っていて、日本製のものを集めているコレクターもいるようです!