圓融菴 小林

久々に小林さんのところに椅子の様子を見に行ってきました。
オープンされたのはだいぶ前ですが、椅子達を運び入れた納品の際は、まさに最後の仕上げ調整中という大事な時間でお忙しくされていたので、さすがに写真を撮る機会がなく個人的にも残念に思っていました。

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場所は鍵善良房・本店さんの真裏。

 

 

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栓のカウンターにモラー71番(もちろんローズ)が並びます!

 

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やはり迫力ありますね!78番とはまた違う魅力がありますね。

 

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奥にはお庭も!その奥は鍵善さん!

、、、とふと目をカウンターに移すと。。。

栓の木ですが、この凄まじいばかりの波打具合の木目、半端ないですね!!

カウンターは泰山堂さんからのもの。

素晴らしいカウンターに合わせていただけ光栄です。

 

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個室には、こちらもビンテージ ニルス・モラー78と79 ローズにて。

まだもう一つ個室があり、そちらの方はまだ未稼働でしたが、そちらにも良い椅子を。

オーナーの小林御夫妻にはご準備でお忙しいなか、何度もお店に足を運んでいただき、いろいろと見ていただいた中から、良いものをたくさん選んでいただきました。本当に嬉しく思っております。

素晴らしい数寄屋造りのお店に、デニッシュ・ビンテージの融合。

美味しいお料理を、ぜひ皆様も!

 

圓融菴 小林(えんゆうあん こばやし)
住所:京都府京都市東山区祇園富永町125-2
連絡先:075-746-7602

 

R社様への納品

先日の納品風景です。

これまたすんごいセットが入りましたので、記念に写真撮らせていただきました。

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まずは商談ルームに、スティーン・エイナー・ラスムッセンのローズチェアーたち。
そして予備の椅子として、なんとも贅沢に、ヨハネス・アンダーセン。
こちらももちろんローズ!

そして、ローズテーブル!

まさに奇跡的な椅子とテーブルの出会いとでも言いましょうか。

デザイナーなどはわかりませんが、椅子のデザインとマッチしている感のある、
直線を活かしたすっきりとしたタイプのテーブルです。

 

 

 

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スティーン・エイナー・ラスムッセンの椅子は北欧ビンテージチェアーとしては少し異彩なデザインの椅子ですが、建築家でもある人物のデザインと考えれば、どこか建築物のような佇まいの椅子で、他に類を見ないデザインですね。

写真では見えない部分ですが、背もたれの契りの部分のデザインも半端ない!

 

 

 

 

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そして縁側には、フランス&サンのチークチェアー。

こちらもなかなか今まで見たことのない椅子で、個人的には、オーレ・ゲロルフ・クヌッドセンかと思いますが、どうでしょう?

こちらの椅子も無垢材を繋ぎ合わせた背もたれの作りと、直線的なフレームとの組み合わせが印象的な、あまり他では見ないデザインです。

 

 

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もう皆様はご承知かと思いますが、北欧ビンテージと日本家屋のマッチングは間違いないですね。

特に今回選んでいただきました家具達が元々ここにあったのかと思わせるほどのものでした。

フィン・ユールのように広く知られたデザインではないですが、こういった名の知れぬ、それこそアノニマスなものでも、ここまでのクオリティーで物作りをしていた当時のデンマークの物作りの奥深さが感じられた納品事例でした。

 

2023年 明けましておめでとうございます。

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明けましておめでとうございます! 皆様、良い年末年始お過ごしでしょうか?

京都は比較的穏やかな冬の気候が続いております。

昨年は色々と納品やイベントが続いていたこともあったのか、休みも取れずのあっという間の一年で、この年末も終業後数日は出勤となっておりました(涙)。

最近では日本でも働き方改革と銘打って、なるべく自身の幸せを追求しつつ働くスタイルが広まってきていますね。

そういったことではやはり私の主戦場でもある北欧の国々はかなり進んでいるのではないでしょうか?

北欧仕事仲間からの連絡やSNSを見ていると、アンティークを売っている自営業(自由業(笑))仲間だからという特別感はありますが、それにしても長期旅行など休みをフル活用し、私生活が充実している感じがヒシヒシと伝わってきます。

日本の私はと言いますとどうしても元来からの貧乏性とでも言いましょうか?
働いてないと安心できない感が強いので(汗)(しかも、ほんとにダラっとしてると体調悪くなる)すがね。ただ、今後はある程度のお休みをいただいてもしっかりと店運営ができるよう、今後も頑張っていきたいですね。

今更そんな、、、なんてそんなこんなを考えていると、ここ最近気づきました。
ビージェネレイテッドがなんと二十歳になっていたのです。
(2002年11月くらいから始めてるので、そうですよね?!?)

そこまで続けてたらいい加減そんなシステムもう出来上がってるだと!とツッコミ受けそうなくらいですが、これからもコツコツと、ひとつひとつのご縁を大切に頑張ってまいります。

さて今年のモチーフはそうです、ルート・ブルックのアートオブジェクト。

昨年、コロナ禍後の初買い付けにて仕入れたもの。
このコロナ禍2年半買付に行けなかった鬱憤を100%はらす!とまではいきませんでしたが、コロナ前にフィンランドでの師匠ヨウコ・レコラから譲ってもらうことが決まった品だったのですが、買付予算オーバーから次回買い付けまで取っておいてもらっておりました。

そこにきてこのコロナ禍。

2年半の間、取っておいてくれるか心配で心配で!(笑)
ヨウコ・レコラのことですから他に売ってしまうなんてこともなく、まあ冗談ですが、何回か電話をし念押しはしておりました上での、まさに2年半ぶりの再会となりました。

このように、買付時の思い入れなどが強くなりすぎるとそれはそれで困ったことになるのですが(汗)、物ひとつ一つにストーリーがこもっているような、またそれをお伝えできるような商品仕入れを今年も続けて行けたらと思っております。

長くなりましたが、それでは今年もどうぞよろしくお願いいたします!

ビージェネレイテッド岩井

2022年 有難うございました。

本年もあっという間の年末。

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今年はコロナ禍後の初の買い付けも。

2年半のストレスをおもいっきり、、、とまではいきませんが、やっと新たに一歩踏み出せた一年でした。

また、皆様のおかげで今年も色々なご縁からたくさんの家具達を納めることができました。

 

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宇多野福王子店終業の様子。

今年ご紹介できなかった素晴らしい家具達がたくさん仕上がっています!

来年もこれら素晴らしい家具達と皆様をお待ちしております!

皆様も良い年末年始を!

「陽」 青森・弘前

少し前ですが、また良い椅子たちが旅立っていきました!

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ヨハネス・アンダーセン?としています。

最近はネットなどを駆使しお客さまの方がいろいろ情報を仕入れられていて、私も仕事ですし頑張っているのですが、どうもそういうネット検索力が鈍いので追いついていない状況です。

この椅子は本当に昔からビージェネレイテッドで扱っているのですが、いまだに詳細がわからない。

 

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ニルス・モラーの82番のようなハイバックスタイルですが、より洗礼されているような!
もちろん85とはそのシャープさが雲泥の差です。

 

 

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また不思議なことに、ある一人のディーラーからしか買ったことがない!

なによりモラーの82番はデザイン年月日からか、ローズでもここまでの木目のものは見たことがないので、よりこちらが希少で面白い感じがします!

張りは栃木レザーのジーンズ・ブラウン!

 

 

 

そして。。。

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カウンターにがっつり8台!

 

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テーブル席には、カイ・クリスチャンセンNO.42を4台と
アルネ・ヴォッダーのローズテーブル!

雪国らしい重厚な木造建築にマッチした、すごい迫力のセットです!

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なんと今回、青森県弘前市まで旅立っていきました。
セットで選んでいただいた店舗様では最北端です!

この度、菊乃井さんでの修行を終え、オーナー成田さんの故郷で日本料理店「陽」というお店を開店されました。

京都で修行され、名だたる強者が集う京都でお店を開く方。いや、東京で勝負!という方、色々いらっしゃいますが、成田さんは故郷の良さを広げるべく地元青森・弘前でとのこと!

菊乃井・村田様からのご紹介でビージェネに来られましたが、まずはその人柄にやられました!
まあわたしはあまり料理には詳しくないのですが、成田さんをググってみたらそれはそれは輝かしい経歴をお持ちの方でした。

それでいて謙虚で物腰の柔らかさを感じさせる人柄に、何を偉そうに北欧ビンテージを語ってたんだと、自分自身反省。。。(汗)。

不思議とこの感じ、どこかで似たような。。。と思ったら、そうそう!
京都のフレンチ『middle』の藤尾さん!

以前お二人は同じプロジェクトをされたご縁があったようで!

ほんと、若く才能溢れ輝く目を持つ若者達を見ると、まあ、間違いないですね!
日本はまだまだ大丈夫だと、おじさんはまたまた癒やされたのでした。

成田さん、ニュースになってたのでこちら

お店詳細です。

『陽』
青森県弘前市北川端町36番地3
電話(0172)40-0496
日・月曜日定休日 (不定休あり)

ご予約は予約ポータルサイト テーブルチェックにて

わたしも青森に行った際は行きたいです!皆様も是非!