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第47次 買い付け報告 デンマーク編1

早速倉庫へ!

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先日ストックホルムであった吹雪は、デンマークでも。

ただ、こちらではもうほぼ雪は残ってない様です。

 

 

 

 

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早速、イルム・ウィッケルソのローズハイバックチェアー2台!

セットのスツール(写真のものではない)も一台あります。

 

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ローズスツールがペアで!

シンプルなデザインが良いですね!

 

 

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チークのスモールテーブルセット!!!

 

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少し小さめのローズ観音開きキャビネット、確か幅70cmくらいです。

四方隅の作りも良く、一目惚れ!

 

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蝶番まで、すごい!!

 

 

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奥の方にはヨハネスアンダーセンのテーブルが!(チーク)

 

 

 

 

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着物でも入りそうなけしからん幅広のローズキャビネット。

 

 

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こう言った形のネストとかもあると嬉しい!

 

 

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ナイナイと言いながら、今回も見つけてしまいました。

ヨハネス・ソースのラウンドキャビネット。

ローズ。

 

 

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蛇腹サイドボード。

 

 

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取手の作りも面白い、サイドボードタイプのチェスト。

 

 

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こちらも3団が2列に。

 

 

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ヨハネス・アンダーセンのチェスト。

 

 

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ローズのカウンターテーブル。

 

 

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そして、イップ・コフォド・ラーセンかと思ってたら実は違ったテーブル。

 

 

 

 

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けしからん作り。

最近のネット情報は、ほんと、どこからそんな情報とってくる?レベルの細かい情報がいろいろなところに溢れています。

もう私なんか全然遅れてしまっていて、お客さんの方がよく知っています。

 

これもお客さんから教えていただいた、正しくはJORGEN LINDE。工場は同じくファーラップ。

 

 

230315-22イップ・コフォド・ラーセンといえばこのサイドボード、

今回も見つけました。

 

 

 

 

 

 

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しかも裏側ローズバージョン!!

こんなのいくらあってもいいですね。(汗)

 

 

 

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そして久しぶりの登場。

ヘンリー・ウォルター・クラインx6!!

そしてなんと驚いたのは!

 

 

 

 

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ヘンリー・ウォルター・クラインのテーブル!!

現状170cm。50cm伸長板が2枚!合計で270cm!!!

この場で撮影できませんでしたが、伸長板の木目もメインの天板と繋がっていて、伸長させた時の270cm木目は想像を絶する大迫力ものです!

 

 

 

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KNUD・FAENCHもx8!

 

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モラー78も6台ありました!!

 

初日から一気に大爆発。

 

 

 

R社様への納品

先日の納品風景です。

これまたすんごいセットが入りましたので、記念に写真撮らせていただきました。

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まずは商談ルームに、スティーン・エイナー・ラスムッセンのローズチェアーたち。
そして予備の椅子として、なんとも贅沢に、ヨハネス・アンダーセン。
こちらももちろんローズ!

そして、ローズテーブル!

まさに奇跡的な椅子とテーブルの出会いとでも言いましょうか。

デザイナーなどはわかりませんが、椅子のデザインとマッチしている感のある、
直線を活かしたすっきりとしたタイプのテーブルです。

 

 

 

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スティーン・エイナー・ラスムッセンの椅子は北欧ビンテージチェアーとしては少し異彩なデザインの椅子ですが、建築家でもある人物のデザインと考えれば、どこか建築物のような佇まいの椅子で、他に類を見ないデザインですね。

写真では見えない部分ですが、背もたれの契りの部分のデザインも半端ない!

 

 

 

 

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そして縁側には、フランス&サンのチークチェアー。

こちらもなかなか今まで見たことのない椅子で、個人的には、オーレ・ゲロルフ・クヌッドセンかと思いますが、どうでしょう?

こちらの椅子も無垢材を繋ぎ合わせた背もたれの作りと、直線的なフレームとの組み合わせが印象的な、あまり他では見ないデザインです。

 

 

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もう皆様はご承知かと思いますが、北欧ビンテージと日本家屋のマッチングは間違いないですね。

特に今回選んでいただきました家具達が元々ここにあったのかと思わせるほどのものでした。

フィン・ユールのように広く知られたデザインではないですが、こういった名の知れぬ、それこそアノニマスなものでも、ここまでのクオリティーで物作りをしていた当時のデンマークの物作りの奥深さが感じられた納品事例でした。

 

2022阪急うめだ本店 素晴らしき時代マーケット終了しました!

阪急うめだ本店における、2022年「素晴らしき時代マーケット」

最終日にはなんと台風の影響で通常20時閉店が15時閉店に。
私たち催事組は13時からの仕舞いになってしまったので、ほぼほぼ販売機会なし。

そんな中、なんとか今回も無事に終えることができました。

 

皆様に見ていただきたかったですが、まだコロナも終息ということでもなく、またその台風接近ということもありましたので、まだまだ出向いたいただくには難しい状況でしたね。

ここで当日のマーケットの様子など、報告いたします。

 

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京都からの搬出当日。

こういう家具移動日に雨だと凹みます。

今回も無事晴天!搬出日和となりました!

 

搬出前の家具たち!

 

 

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いつも家具の大きな移動をお願いしている「プロスタッフ」
個人的な引っ越しもお願いしています(笑)

それにしても、みるみるうちに梱包して詰め込んでいきます!

一緒にデンマークに行って、コンテナ詰めお願いしたいくらい!

 

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あっという間に積み込み完了。

ちょうどトラックいっぱい分!阪急うめだ本店に向けGO!

 

 

ざっとかんな感じで展示しておりました。

 

 

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前面にアルネ・ヴォッダーサイドボード。
足を岡山のKITA WORKSさんに作ってもらいました!

フィン・ユール風なデザイン。
真鍮で作りました。

 

 

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なかなか反響があったのかなかったのか難しかったですが、ローズウッド祭り!

デュロンのバートロリーにイルム・ウィッケルソのバーキャビネット。

ヨハネス・アンダーセンのソーイングテーブルにボーエ・ジェンセンのイージーチェアー。

 

 

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こちらはミネルバセット。

ピーター・ビッツ&オルラ・モルガード・ニールセンのデザイン。

この催事のために気合を入れて張り替えました。

ケアロップ・ヴァヴェリ、ハンナ・ヴェデルのデザイン。

包みボタンとアーム部分クッション、そしてパイピングには、栃木レザー。

やりすぎました。。。。。

そして、フィン・ユールのローズローテーブル。
フリッツ・ハンセンのトレイテーブル、オールチーク。

 

 

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カート・ウスタヴィーのウォールラック。

アクセル・ベンダー・マドセンのアームチェアー。

ヨハネス・ソースのラウンドバーキャビネット。

 

 

 

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そしてカイ・クリスチャンセン。

と、前回買い付け時に見つけた驚愕のFrance&Sonのテーブル!

すべてローズ!

 

 

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ザ・チェアー、オーレ・バンシャー。などなど。

かなり色々用意して行ってきました。

 

また後々ホームページの商品ページでも紹介して参ります。

 

 

第46次買い付け報告:デンマーク編3

ついにコペンハーゲン!2年半ぶりの再上陸!

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あー!コペハーゲン!

青空も美しい!

 

 

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コロナ前では市内あちこちで工事で美しくなかったのは新しいメトロを作るため。

それも出来上がっています!

 

 

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至る所、花で美しい!

 

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今回の部屋に到着。
今回もAIRB?Bにて。

先にも書きましたが、コロナ前であれば意外にどこでも空いていたのですが、今回は選ぶ部屋の球数も少なく、為替のせいか、全体的にすごい高いような気がしました。

郊外であれば少し安い物件もありますが動き難くなるし、いつもの活動範囲で色々知った場所の方が、と思いここにしました。

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眺めは良い!

ただし!

いままで部屋を借りる時に何個かある重要な要件の一つに、なるべく低層階でという事。というのも、こういったアパートだとエレベーターがないことが多く、このような上層階はこの歳にはかなり辛い!辛い!

また重い荷物を運ぶ場合が多いので、階段は地獄。。。。トランクだけでも地獄です。

久々の予約だったので、そのことを一切忘れていました!

また腰にきますわ。

 

 

 

 

 

次の日!

 

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まず初日は輸出をお願いする業者に。いわゆる乙仲さんですね。

実はいままでこのビージェネ始まってからずっとお世話になっていた社長が、ついに引退となり、会社を身売りして新たな会社となりました。

会えない状況下で、こういった変化が起きるのは辛いです。

でも、20年お世話になりました。お世話になった人の引退は辛いですが、次を引き継ぐ業者を紹介してくれるのと同時に一緒に訪問してくれました。本当にありがたいです。

20年前、私が30の時に、彼は50。そりゃ、今70過ぎになれば引退しますわな。

まあ、わたしもあと少し頑張ります。

 

 

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かなり大きくなり、荷物の出し入れもシステマティックになっている感じです。

でも、どこかクラシックでいつでも人力の、みんな仕事してるのかしてないのか解らないような、あの暖かい雰囲気の倉庫内が懐かしい感じもします。

 

このコロナ禍の2年間保管してもらっていたものたち。

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謎の椅子。

 

 

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オーレ・バンシャー、イヴァーセン。

 

 

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モラー78!x4

 

 

 

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こちらもオーレ・バンシャー、アーム!

 

 

 

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こちらはモーエンセン2254ハイバック、オーク以外珍しい!

 

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モラーテーブル!!!

 

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けしからんわ

 

 

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そしてこれ。16台。

謎のアームチェアー。

 

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現地から連絡が来た時に、どこかヨハネスアンダーセン的な少し華奢な、60年代後半もの的なものかと思っていましたが、実物はすごかった!
それこそ40年代のレッドチェアーを思い起こさせる迫力と、素材感がありました。

この生地(笑)と鋲が個人的にはかなりマイナス評価となっていましたが、絶対に張り替えたらやばいですよ。

これ16台はお買い得だった!!!

 

 

第46次買い付け報告:デンマーク編2

まずは第一ラウンドを終えていつもの水辺のホテルへ!

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京都ではコロナ禍前のインバウンドの恵みの雨で、まさに雨後の筍のようにアホほどしょうもないホテルや民泊ができていましたが、それがこの災禍にて沈静化。

正直残って欲しいところにもかなりの影響が出たと思いますが、デンマーク含む北欧でも同じだったのではないでしょうか?

コロナ禍まではBOOK??G.COMやAIRB?Bなどであれば、余裕で良い宿泊施設が見つかったのですが今回は苦戦でした。物件も少ないし、値段も高い!(これは円安の影響もあるかな?)

ここのオーナー、クリスチャンもかなりコロナ禍はかなり厳しかったとの事。

今までお手伝いさんに、もう一人のクリスチャンがいたのですが、彼がいなくなっていましました。用事がある時に呼ばなきゃいけないので、ちょっといままでややこしかったのですが。。。。

話はそれますが、デンマークで私がやりとりしている家具ディーラーはなぜか、ソーレンっていう名前が多くて、いちいち、「どこどこのソーレン」って説明しなきゃいけないのがめんどくさい。

ラースっていうのも何人かいるんです。
多分この業界だったらみんな知っているかと思うのですが、現地のディーラーみんなから「コンプリケイト(COMPLICATE)・ラース」って言われている家具ディーラーがいて、私も恐れています(笑)。会った事ないと思うんだけど。。。
以前、信頼できるディーラーから紹介された家具ディーラーの名前が「ラース」だった時があって、「え?あのコンプリケイト・ラース?」って聞いたら、いやいや、違うラースだと、「グッド・ラース」だと。
めっちゃ、浸透しとるな!
コンプリケイト・ラースってどんなやつやねん!

私も今後いろんな、「岩井」が出てきて、コンプリケイト岩井と言われないよう、頑張ります。

 

 

 

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しょうもない話は置いといて、静かな水面に癒されます。

鳥の声だけが響いてます。

 

 

 

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遠くには飛行機の中から見えた菜の花畑。

 

 

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芝には小さな花も。

せっかくの良い季節の日本を飛び立って寒い北欧?なんて思っていましたが、デンマークの人たちも待ち侘びていた春が全身で感じられるとても季節です。

おそらくこの20年こちらに何度もきていますが、5−6月は初めてだと思います。

朝夕や、もちろん日によって気温差はありますが、今の所、本当に快適な気候です。

 

 

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こちらで今晩結婚パーティーがあるとの事です。

 

いつもこの美しいホテルに一人のゲストで大変申し訳ないと思いつつ、贅沢な時間を過ごしていましたが今回は少し賑やか。

いつもあまりにも他がいないので、逆に少し安心もしました。

 

きょうの料理。

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見た目にも美しいですが、ガツンと来る漢の料理!って感じです。(分かりにくくてすみません)

 

 

ワイン一本開けて、次の朝。

 

 

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また、クリスチャンが作るクロワッサンが美味いんだわ!

 

 

 

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デンマークの黒パンくんとも久々のご対面。今だにちょっと苦手だけどね。

 

朝イチで近くのセカンドハンドショップにディーラーさんに連れて行ってもらいました。

 

 

 

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流石に今までのようにアホほど安くないですが、まあまあの発掘結果です。

 

そして彼の倉庫へ!

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ほんと、羨ましい限りの環境です。

 

 

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馬鹿でかい照明10台!

50x50cm以上はありますわな。

 

 

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RGHC、ごっついバージョン。

 

 

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カイ・クリスチャンセンも安定の仕入れ。

 

 

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これまた素晴らしいチークダイニングテーブル!

 

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馬鹿でかい!

 

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ウィッケルソー。カペラ。

3シーター、2シーター、1シーターx2!!!

こんな出ることある?

 

このコロナ禍で2年買い付けに来れなかった分、倉庫の在庫もだいぶ減って、逆に言えば大分お客さんに見てもらいやすくなった感がありましたが、いやいやせっかく見やすくなったのに大量に買い付けできて嬉しいやら、また宇多野も満杯になって見難くなり悲しいやら、、、、

でも、こんなの見たら買わずにはいられない!
こんなデカかったら倉庫もさらにいっぱいになってしまうと思いつつ!

 

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バー・キャビネット?

 

 

 

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ボトルやら、グラスやら、大量に保管できそう!

開けた時の木目もケシカラン!!!

 

 

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デカデカシリーズ。OMAN・JUNのサイドボード!

ご存じだと思いますが、裏面にもローズで、フリースタンディング!

 

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そしてデカデカシリーズ極め付けはこれ!

RGHのサイドボード、RGHS。

この美しい細部にわたる作りとその木目!やばすぎ!!

また、でかいほど安い!!(汗)(個人的主観(証拠または確証の基づかない個人的信条または判断 の意))

 

 

 

セカンドハンドショップや、素晴らしい家具にまみれていたら、あっという間に時間が!

 

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新しくなったオーフス空港。

おされ

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でも家具は、フリソ・クラマー(オランダデザイナー)。


クラマー好きだけどここは世界から観光の人もくるんだし、HAYでもデンマーク人デザイナー使って欲しかったなあ。

まあ、某有名ホテルのロビーにウェグナーGE290の偽物を置くようなメンタリティーとは違いますけどね。
(ウェグナー、フォンユールの偽物とかあっても絶対に座らないけどね)

 

 

 

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オサレスペースでオサレビール(デンマーククラフトビール)。

このオサレな世の中、定番のカールスバーグやチュボーを飲むことすら難しくなってきていることが少し寂しいな、的な、おっさん的な。

 

 

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コペンハーゲン行きも満席です!