月別アーカイブ: 2019年2月

第43次買い付け報告:スウェーデン編2

次の日。

 

190214-01

やっと晴れた!

北欧に来て初めての晴天ではないでしょうか!

 

 

190214-02

寒いですが、気持ち良いです!

 

190214-03

まずはマーケットに向け、無事、プチプチ確保!

たまに売り切れていることがあるので、要注意!まじ焦る。

 

 

早速マーケットへ!

 

190214-04

 

ホグラン。らしくない仕入れの流れが続いているのか。。。

 

190214-05

でもここでも良いホグランありました(笑)。

 

190214-06

昼食。

ビーフではなくソーセージを使ったストロガヌフ。

新しい味。

これだったら子供も喜びそう!って言ったら、ディーラーが「給食によく出ていた。」と。

おしゃれな雰囲気のレストランですが、所詮給食レベルです。

たっかいなー、105SKKだから、1300円。やめときゃいいものをビールを飲んだんですが、こちらは驚愕の1000円!
1Lじゃないですよ!500mlです。

 

 

 

 

 

190214-07

美しいポット、見つけました。ラタンの取手も良い感じ!

 

 

 

 

190214-08

ルート・ブルック!

冬の旅、これは売ります(笑)。

 

 

190214-09

スティグ・リンドベリ。

確か、こんな大きいのはうちにいなかったよな?

ドミノは状態悪かったので安かったです。

 

 

190214-010

LOJA、また増えた。

 

 

190214-011

リンドベリ。スタジオ・ピース。

 

190214-012

 

そして出ました!!

タピオ・ウィルカラ、コームカット25cm!

リンドベリと、チェルベリーの器と、イタリアの香水瓶?

なかなか良いもの持っているディーラーさんでした。

 

続く。。。

 

 

 

第43次買い付け報告:スウェーデン編1

久々に少し長めにとったデンマーク買い付け期間。。。。

ついに終わってしまいました。

ちょっと心配だったお宿、AIRB&Bでの手配だったのですが、これが私の好みど真ん中!

ついつい自炊ついでに引きこもってしまいました。

いやいや、それこそ本来のデンマークの冬の生活。それが故の囲まれている家具、日用品への審美眼が自然と養われ、しょうもないものを使うことへの妥協が許せないのでしょう!

うーむ深いぞ!デンマーク!

 

という事で、涙ながらにコペンハーゲンを発ちます。

 

190212-01

 

190212-02

ストックホルムは一面雪景色。。。かな?

 

190212-03

街はそうでもなかったです。

夜、8時にディーラー倉庫待ち合わせ。

 

 

190212-04

チークアームチェア。

 

190212-05

いい感じのスツール。

 

 

 

 

 

190212-06

立つ続けに、「らしくない」仕入れですが、これはいいですね!

ボーエ・モーエンセンのベンチ。オレゴンパイン。

カール・アンダーセン。1960年代!

 

らしくない仕入れ続きます(笑)

190212-07

 

オイバ・トイッカ、ロールストランドでのデザイン。

 

190212-08

リサ・ラーソン

190212-09

続く(笑)

普通はあまり買わないラインナップですが、実はこれら。

ディーラーが、あるお婆さんのお家から買い取ったものだそうです。

多分、おばあさんはリサラーソンがお好きだったんですね。

例えば、上記プレートは、おそらく皆様もどこかで見たことあると思いますし、私も、この買い付け歴の中で、かなりの数見てきています。

その中でも、釉薬の発色がおそらく今まで見た中で一番良い!!!鮮やかです!

大事に保管されていたのか、それとも、彼女が当時買い求めた際に、いろいろ見比べて発色の良いものをしっかり選んでいたのか?

フリーマーケットでどこからきたのかわからないような、安い買い付けをす流のも良いですが、、こういったストーリーも本当に嬉しいです。

 

 

 

190212-010

リンドベリ、ファイアンス。

少し大きめのボウルです。

フルーツ柄からもどこかテーブルセンターに置いてくれと言わんばかりの、美しい器でした。

 

 

190212-011

スウェーデンの手織りカーペットも引き続き仕入れています!

 

 

 

ストックホルムでのお部屋紹介です。

 

 

 

190212-013

せ、、狭い!!!

無意味にでかいテレビ。。。(見ないし)

 

 

190212-014

 

食事ができるテーブルと椅子2脚あり。。。とあったが、これかい!
玄関開けたらすぐダイニングテーブル!

まさかのコペンハーゲンとは打って変わった、モダンなお部屋です。(涙)

 

第43次買い付け報告:デンマーク 編14

マーケットへ参戦!連戦です!

190211-01

また雨。。。

 

 

190211-02

ほぼほぼ一番乗りですが、まさに一番乗り。。。

お店の人がまだ来ていない。。。。(笑)

 

 

 

190211-03

パルシュスの湯のみ?

あとなんですかね、これ、3人用の灰皿。

 

 

190211-04

アクセル・ブリュエル!!!

1957年デザインのサーモダン。カタカナで書くとなんのことだかわかりませんが、
英語ですとThermodan。熱とモダンとデンマークをかけた名前、、(だと思う)

デンマーク ミッドセンチュリーデザインの中でも、最も変態的な量産品の中の一つ!

なんと二重構造になっていて、保温ができる!

熱いコーヒーを入れても熱くない!なので取手も省略できた!!という画期的なデザイン。

磁器の二重構造ですよ!焼成時の空気穴もないんです!

予想するからにコストがあまりにもかかり、最終的にはあまり生産されなかったのでしょう。

なので、とおーっても!激レア!!!

久々の登場に飛び上がりました!!

実際は熱いコーヒーを入れたら、結構熱いんです。。。(笑)

 

 

 

190211-05

そして、フロレアナ!ロイヤル・コペンハーゲン!!

アンナ・マリー・トローレのデザイン!80sです。

どこか日本的なデザイン。

 

 

 

190211-06

 

そして、ニルス・トーソン!!!!

 

 

 

190211-07

チョコレートか何かの箱に入れてありました!!!

 

190211-08

チークの奴ら!!!

めちゃ、ちっこい。。。

 

 

190211-09

ちっちゃい奴らといえば、こちらも。

フランスのイースターの時に食べるケーキの中に入れる焼き物の人形らしい。。。。
切り分けたケーキに入っていた人が当たり、、、みたいな。

 

190211-010

こんなに集まっちゃいました!

 

 

190211-011

こちらは、エリックハーロウのコントラスト!

これも始めた見ましたが、その美しさについつい。。。高かったので、とりあえず自分用で使ってみます。

 

 

190211-012

すごい人になってきましたので帰ります。

それにしても、今回含め43回デンマークにきている訳ですが、エリックハーロウ、マグヌス・ステファンセン始め、初めて見るものも多く、こんな大きなマーケットで玉石混交。

歩き回るのはこの歳ではかなりきついですが、ほんとデザインの縮図!!!

見る人にとっては、こんな高いコーヒーポット、、そんな高いスプーン!なんて言われるかもしれませんが、デンマークの1950年代のその変態的なこだわりをもってデザイン・生産されていたものたち。それを当時買い求め、使って豊かに生活していた人達、今に残していた人たちがいる事を考えると、一つ一つのものがそれぞれにそれこそ精神的にも貴重なものなんじゃないかと、私は思います。

 

190211-013

今日も満足な収穫!!!

 

 

190211-014

この時間でもまだこの行列!!

 

 

190211-015

収穫の喜びの後のパッキン地獄。。。。。

 

 

190211-016

最終日の夜。。。

雨。。。

190211-017

念願のサックスボの展示会のカタログもゲッツ!!!

 

 

190211-018

無事パッキング終了。

 

 

190211-019

 

最後に買った安い牛肉が激マズで、最後、もう飲めそうにないビールやワインをぶち込んで一緒に煮込んだら、思いのほか美味しそうな怪しいスープができました!

スウェーデンへ向かいます!

第43次買い付け報告:デンマーク編13

今日は午後からマーケットなので午前中に洗濯でもしようと思います。

今回泊まっているのはAIRB&Bで予約したアパート一部屋借り。

ベットルーム。ダイニングルームと小さなキッチンが付いていて、少し余裕のある一人暮らし的な部屋です。

新しいアパートではなく古いコペンハーゲンにはよくあるタイプのアパート。

こういった古い建物には大体洗濯機は部屋には設置してなくて、アパート共同の洗濯場があります。

ここもそう。

190210-01

裏口から出て階段を降りると、

 

 

190210-02

中庭に続いてます。

 

 

190210-03

そこから少し歩いて、隣のアパートの一階の薄暗い廊下を行くと。

 

190210-04

共同の洗濯場。

時間割制で、住人があらかじめ使用する時間を指定して予約しないと使えません!

洗濯できる余裕がある時と、私の洗濯物が溜まるタイミングをうまくアジャストさせ、
この日の午前中予約入れときました!!!

予定通り洗濯物もたまり、我ながら完璧だ!(笑)

 

 

 

 

さて洗濯も終わり。

190210-05

頑張って行ってきます!!!

 

 

190210-06

少し早く着きすぎた。。。。

 

近くでコーヒーでも飲んで待つことにします。

 

190210-07

美術館の内装に使われている、ラウリッツェンのラジオハウスランプ!

こう見ると、ほんのりと明るい本当に美しい照明だと思います!

 

 

190210-08

190210-09

奥で女子会。

 

190210-010

早速マーケットへ!

 

190210-011

ヤコブ・バン!!!

190210-012

こちらにも!!!!

 

 

190210-013

グッテ・エリクセン。。。

 

190210-014

サックスボ!!古いマーク!

 

190210-015

奇跡!最終12、集まりました!!!

 

 

190210-016

エリック・ハーロウ!

けしからん持ち手です!!!

メタル系のデザインで、日用品のデザインをさせたら、エリック・ハーロウ!

例えばカトラリーとかでも、こう行ったポットでもそうですが、ふと目がいくものが、彼のデザインであることが多いです。

これ、私初めて見ました!!!

 

 

 

 

190210-017

こちらは、マグヌス・ステファンセン。彼のデザインも半端ないです。

ジョージ・ジャンセンでの1960年代のデザインだと思います。

こちらも初めて見ました。

詳しいか旗はご存知だと思いますが、それこそ彼のデザインしたシルバーの品は、それこそ工芸博物館ではため息が出るほどの美しさです。ハー、、思い出すだけでため息が出る。。。

今後ぜひ手に入れてみたい製品です。

 

 

190210-018

ビージェンくんもいました。

 

190210-019

こちらの赤い鳥も仲間です。ハンス・グスタフ・エーレンリッチ様デザインの超レアアイテム!

こちらもゲッツ、アーンド、ビージェネコレクション入り。

 

 

190210-020

2階のスペースにも出店が!

一階を見渡すとこんな感じ。すごい出店数。。。

なんて手元を見たら!!

 

 

 

190210-021

手すりが無垢ウェンジ。。。。これがこの会場を囲む!

会場も半端なかったです。

 

190210-023

満足の収穫!!!

 

 

190210-024

 

190210-025

 

自炊に疲れたので、今日も外食。。。というかテイクアウト。

北欧滞在中は、アジア系の料理を食べることが多いのですが、その中でカレーは結構なパーセンテージを占めますので、色々なところ、トライしてます。

でもここが北欧一美味しいカレー屋さんだと思います。

 

 

第43次買い付け報告:デンマーク編12

190209-01

あー、コペンハーゲンは今日も雨。。。

 

 

現地家具ディーラーは個性的な輩が多くて面白いです。

親子2代でアンティークディーラーをしている、テスラに乗ったディーラー。

先日紹介ましたが、38年間この業界で、一から始めて今や10000平米の倉庫に家具満載。
今やある意味、不動産業も営んでいる(笑)ディーラー。

デンマーク王室護衛を担当していたディーラー。

私も大好きなケイオスなディーラー。

もうやめてしまいましたが、軍隊上がりで屈強なマイク・ベルナルドのようなディーラー。
(今回も仕事は一緒にしないですが、お藩士だけしに行き、いろいろ昔話に花が咲きました)

もう最近お付き合いはないですが、いい家具持っている割に、一緒に乗せてもらう車が汚いのなんの!犬を飼っているのはいいけど、お犬ちゃんの毛やら、匂いやら。
飲みかけのコーラのペットボトルが散乱しているディーラーやら。。。。

唯一私がデンマークで43回買い付けに来ていますが、その43回全て一緒に仕事している経済学者上がりのディーラー。

本当にみんな個性的で魅力的な人ばかりで、困ってしまいます💌

 

 

最近はそんなでもないのですが、一時期、かなり色々な意味で入り浸っていたディーラーに、久々に行ってみました。

 

 

 

190209-02

彼もかなりこの業界長いです。

なので、セレクトも幅広い!アンティークからモダンまで!

 

190209-03

まずは第一の倉庫で挨拶がてらウェルカムビール。

いまだにクリスマスビールです。

 

 

190209-04

なかなかのローテーブル見つけました!

このサイズ、でかい!売りにくいけど大好きなんで買いました(笑)。

売れないけど、立てかけておけば宇多野でも大丈夫でしょ!

 

190209-05

タイルの感じも侘び寂びな感じで良いですよ。

足、天板の四方隅、けしからんです。

 

 

 

190209-06

そして六角ダイニングテーブル!!!

天板にはシールが!!!シミもある!

いやー、でも、正直余裕でしょ。

 

190209-07

しかもエクステンション3枚つき!!!

 

190209-08

構造がヤバい!!半端ない!

こんな半端ないのに限って、あしは取り外しでいないんですよねー。

 

 

そして次の倉庫へ!!

190209-09

190209-010

第2ウェルカムビール。

ノーマルな感じ。

 

 

190209-011

ポールキャドビアス!

 

190209-012

カイクリスチャンセン

 

 

 

190209-013

エリック・ワーツ。

今、日本に在庫6台あるので、これで10台!!!

 

 

 

 

190209-014

AP62もフルセットで!!(汗)

 

 

 

190209-015

再度、最初の倉庫に戻り、第3のウェルカムビール。

あと、鍵の案件も解決しそうです。

彼のこの仕事の長い歴史の中で、溜まりに溜まった鍵の中から一部選んで譲ってもらうことができました。(ということは、かなりの数の家具が鍵なしで出荷されている!!!(笑)

ただ、ちょっと不思議なのは、数百の鍵の中から選んだのですが、今回私の探している私のサンプルと同じものが見当たらない。。。。

日本で鍵がないために売れなくなってしまっているのは、おそらく1940年台くらいのいわゆるフリッツ・ヘニングセンタイプのキャビネット。いい家具です。なので鍵がないことが余計に残念。

基本的に良い家具には難解な鍵がついています。
チークなどの一般的な家具には、一般的な鍵がついています。

今回探している鍵もいわゆる難解タイプ。

譲ってもらった鍵から選抜して、最終削るしかないと思います。

 

エリックホグランが落ちていたので、いただいてきました。

 

 

190209-016

 

夕食も一緒に行こう、と、このディーラーと行くときは定番のひとつのレストランへ!

 

190209-017

 

そうです!私が師と仰ぐこのディーラー

彼のおきまりのセリフであり、私の指針でもある「LIFE IS ONLY ONE BIG CHANCE」は私を勇気付けるとともに、
私をいつも予算オーバーの世界へと引き込む悪魔の言葉でもあるのです!

 

このレストランに来たら、これ!

っていうか日本でもそういうパターンなんですけどね。

基本的には来まったところに行く事が多く、決まったメニューを頼む場合が多いです。。。

BIG CHANCEを物にするには、もう少し他のオーダーも試した方が良いでしょうか?