Berndt Friberg展 (寺町店自己企画展その5)

久々の寺町自己企画展です。
いつも通りの、『いつ始まって・いつ終わるのか』も適当な展示なので、自己満足企画展とでもいいましょうか。

かなりフリーベリが集まってきたので、並べてみました。

 

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こんな感じで大小、各色、かなりの数量集まりました。

奥に立っている辰砂釉の大きな花瓶で30cm弱。

黄色の大きなボウルで直径32cmくらいです。

 

 

 

 

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ポール・キャドビアスのウォールユニットに飾ってみました。

 

 

 

 

 

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それぞれのカラーごとにグループ分け。。

 

 

 

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かなり入荷数で70年代のものが、今回の仕入れでは多かったです。

今回の仕入れのものと、いままでのコレクションを合わせて展示しております!

 

 

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こんな感じで書いたように後期の作品が多いですが、色々な色目、形が揃いました。

なかなかここまでの数量を一度に見ることは難しいのではないでしょうか?
ただあまり肩肘張らずに、皆様お気軽にみにきてください!

 

 

そして参考資料にはこの三冊。

 

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こういった陶芸が好きな人にとっては今や伝説ですかね。

2003年に大山崎山荘美術館にて開催された展示資料。

民芸作家と北欧の作家たちの作品が色々並べられていました。
(当時の私は、といえば、脱サラで2002年にビージェネを立ち上げたばかりのよちよちでしたので、フリーベリやリンドベリなど知る由もなく、後日この展示会の存在を知っただけです汗)

日本の民芸作家たちと北欧の作家たちとの交友があったことなど、河井寛次郎記念館が近いこともありこの辺りにどんどんのめり込んでいくきっかけになりました。

 

当時は何も知らなかった私がお客様のご依頼で初めてこの辺りの陶器たちを買い付けに。

パルシュスって知ってる?とディーラーに聞くと、はあ?なにそれ?という反応。

スペルでPALSHUSと書くと、あー、ハイハイ、「パルスフス」ね、、、みたいなやりとりを何十回、何百回としたことか!家具デザイナーの名前もまだそんなに知らんし、北欧の人の名前は兎に角覚えにくいし、工芸作家の名前なんて、ほんとに覚えるの大変でした。。。

買い付けにしても図録を持って買い付けするわけにはいかないので、事前に底のサインを懸命に覚えて買い付けに備えていましたね。

良い思い出ですが、その結果が、今のこの膨大な在庫量!

ヨーロッパの人はこれらのミッドセンチュリーの作品たちを、tomorrows antiqueって言いますね。未来の骨董という感じでしょうか?

私もそれを信じて突き進んでいっています(笑)。

 

ぜひ皆様お時間ありましたら、お立ち寄りください!