NIELS MOLLER NO.62 ARM CHAIR
またまたけしからん椅子が上がってきました!
ニルス・モラーのローズ・アームチェアー!
まあいらん説明は省きましょうか!
堪能してください!
ちなみに買い付けた時の状態はこれです。
大阪奥なんばにて160年続く老舗「浪芳庵」さんに行ってきました。
今年から本店の全面改装ということで、この8月から本店リニューアルグランドオープンと同時に、27日より併設のカフェ「つぎね」がオープンいたしました!
これまた、こだわったお庭を抜けた入り口には重厚な歴史を感じさせる看板。
暖簾は染め司よしおかさん。
現在6代目の社長とおかみさんですが、瓦屋根には6代目含む先代の鍾馗さんたちがお出迎え。
古材を使った重厚感のある内装の本店店内です。
奥がカフェスペースです!
カフェ手前。
なんと!名物みたらし団子はオーダーが入ってからずべて職人さんの手焼きにて!
お持ち帰りのものもです!
カフェに入ると石の壁にカウンター。
しっとりとお酒でも飲みたくなるような雰囲気です!
飲み物は一保堂の日本茶に、TWGの紅茶。ILLYのコーヒー。。。。
軽い軽食もあるそうです!
そして、そして!!!
イルム・ウィッケルソのプレクサス!
しかもローズウッドにて!!!!
しかもしかも、座・背には羽毛をふんだんに使った9分割仕様にさせていただきました。
たっぷりと羽毛を入れていますので、そのしっかり感と、座ったときの沈み具合!!!
使えば使うほど、シートにはその9分割された感がおもてに出て来ますが、これはこれで知る人ぞ知る仕様。
見ただけでその座り心地は想像できることでしょう!!!
合わせたのは、フリッツヘニングセンのスモールテーブル。
しかもローズウッド!!!!
そして!
こちらもイルムウィッケルソ!カペラシリーズにて。
3シーター。ハイバック、ローバック、そしてローテーブルまで!全てローズ!!!
栃木レザーの、オイルバケッタ・ブラックにて総張り替え!!!
革何枚使ったか忘れるほどのゴージャスなしつらえ!
そして、テーブル席・作り付けのソファーに相対するのはニルスモラー!NO.79!!!
ローズ!4台!
まだまだ店内色々作業中でしたのでカフェ内を全てご紹介出来ておりませんが、
さらに暖炉があり、その前にはヨハネスアンダーセン・ローズウッドアームチェアーが2台!!!
なんとも素晴らしい空間にこれらの椅子を選んでいただき、本当に光栄です!
それにしても女将のこだわりが凝縮された場所。
ぜひお越しいただき、トイレの隅々まで(笑)、ご堪能ください!!
冷たい日本茶をいただきました。
と、みなさまお待ちかねのみたらし団子。
小さな土鍋にたっぷりのあんと一緒に出て来ます。
下には小さなローソクもついていて暖かいまま召し上がれますよ!
トッロトロのツッヤツヤ!
あったかくて、柔らかくて。。。。。今思い出しても垂涎ものです!
六代目社長・女将さんはこのプロジェクトのために、日本全国津々浦々を探し回ったとのことでしたが、大阪の隣の京都にビージェネがある事にとてもびっくりしたとの事でした。
こんなにも偶然のご縁。本当に嬉しく思っています。
(でももう少し検索したらすぐ出てくるような店にしなくてはいけませんかね。)
社長・女将共々、超現役バリバリですが、すでに次の世代(七代目)にどう引き継いでいくか。。。ということも、お話を伺っている中でひしひしと感じます。
「良いものを後世に残したい」。
160年続く浪芳庵の伝統をということですが、それに伴うお店や設えまで、しっかりと引き継いでいきたいというお気持ちの中から、こんなご縁で、デンマークビンテージ家具たちを選んでいただけて私たちは本当に感謝しかないです。
みなさまも是非!
お近くに行かれた際にはお立ち寄りください!
朝・夕はだいぶ涼しくなっていましたが、日中は暑い日が続きますねー。
アスファルトの照り返しが半端ない!
そんな中、どんどん商品が上がってきています!
まずは少し古めのキャビネット。
おそらく1940年代くらいのものだと思います。
カールクリント、オーレ・バンシャーなどを代表する、クラッシックモダンとでも言いましょうか?とても上品なキャビネットです。
材はマホガニー。ダークブラウン塗装。
本棚と下部のキャビネットが一体化している美しい作り。
細部の装飾もそうですが、なんといってもこの扉部分お蝶番がいけてます!
目立たさず、装飾の一部と化している。。。。。
下部キャビネット部分内側。。。。
オーク材。何か潔さを感じます。
ブレない、一本筋が通った感じのする家具です。
裏板も丁寧にねじ留め。
マイナスねじの方向も揃ってます!
こちらは1950ー60年代ですね。
上記と比べると、そのデザインの変遷がよくわかります。
丸みを帯びた柔らかいデザイン。
ただ四方隅の作り、取手部分の作り、またこれまたえげつないローズウッドの木目など、40年代のものとも引けを取らない素晴らしい作り、デザインです。
どちらもなかなかない希少な家具。
また是非、暑い京都に、家具を見にきてください。
AKSEL BENDER MADSEN EJNER LARSEN WILLY BECK
またまたまたまた、良い椅子上がりました!
アクセル・ベンダー・マドセン、エイナー・ラーセン共作、ウィリーベック工房にての作品です。
織田憲嗣さんのデンマークの椅子という本にも同様の椅子がありますが、微妙にデザインが違います!
本にあるのは50年デザイン。その椅子はよりベーシック感とデンマークデザインのどこか王道感を感じさせるデザインですが、こちらはより改良され、どこか洗礼されたイメージがあります。
当時ここまで作り分けられていたのでしょうか?
横見。。。
この椅子の見所はたくさんあるのですが、その一つがこのシート部分の繊細さ!!!
フレームとのジョイン部分は太く、座面の中央に向かって細くなっていて、全体的にとても繊細なイメージになっています。
メインはやはりこのアームとフレームとのジョイント部分ですかね。
ペーパーナイフとはこのこと!
このえげつない椅子は、先日、いつもお世話になっている京都のイタリアンレストラン・VENA(ヴェーナ)さんに無事納入されました!!!!
素晴らしい料理とワインのお店です!
一階のカウンター席から、2階のテーブル席まで沢山の素晴らしい椅子で揃えられていますが、その中の一台に今回も仲間入り。まさにVENA48のメンバー入りということです。
中でもカウンター内に入れられている神7(いやカウンター7、、、いや、すみませんそもそも7台以上ありますが。。。汗)その中の一台を卒業させるということで、この椅子はいきなり、その神7入り!
予約の際には、ぜひ、この椅子推しで!
こんな紹介の仕方ですいません、、、、
ビージェネレイテッドのことは嫌いでも、Venaは嫌いにならないでください。(まだいうか!)