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第21次買い付け家具入荷!

     買い付け報告がコンピュータートラブル・その他いろいろな要因(さぼり?笑)により、つい先日デンマーク編が完結したにもかかわらず、既にその家具たちが入荷しております。
前回の入荷の時にも雨が降り大変な思いをしましたが、今回はなんとか曇り。。。どんよりとした。
現地の梱包のおかげで40fコンテナの荷物でも1時間半で倉庫に入れることが可能です。(こういった細かい部分の積み重ねがコスト削減につながります)
ただ、狭い倉庫。一度入れた後に再度作業のしやすいように多少の入れこれをすると、やはり昼前までかかってしまいます。そんなこんなで作業をしていると、またもや雨が。。。。
いままでの記憶、入荷の時に雨が降ったことはほぼ無い筈なのになぜ?そういえば、新人の田口君、、、もしかして君、雨男?
荷物のほうはすべて梱包しているので少々の雨ならすべて段ボールが吸収してくれます!今回もよいものたくさん入っています。
少しずつ、お手入れの完了したものを店頭・ホームページにアップしていきますね。よろしくお願いいたします。

アルネヴォッダー。ザ・ローズウッドアームチェアー

   買い付け報告の途中ですが、今回良い椅子が上がってきたので紹介します。(というか、紹介したくて、したくてたまらなかったのですけどね!(笑))
デザイナーはアルネ・ヴォッダー。シバストファニチャーからのデザインです。フレームはローズウッド無垢材を削りだしたシャープなイメージ。もともとはブラウンの柔らかい本革の椅子でしたが、いかんせん!
内側のウレタン材(ラバーフォーム)がぼろぼろ。硬化してしまっていて座れません。。。。また背もたれの型どり。。。これは持って帰ったらまた京都の職人さんを泣かせるなあ。。。と思いながらも10台ほどのすべてを買い付けてしまいました(笑)。(ていうか、この椅子を買わずになにを買いますか?)

 職人さんに表面の革を剥がして(笑) もらって中身を見てびっくり。

素晴らしい作りです。

実際かなり有名なデザイナーの椅子でも中身を見てガッカリの見た目だけの椅子も数多いのです。
こいつは違いますよ。
シート下のフレーム中央にウレタン材。

  
 

 またそのフレームの端に配された天然素材の帯。
もちろんその上にウレタン材のクッションが乗りますよ。
デンマークの少しシート高の高い椅子だとよくあるひざ裏の違和感もかなり減少します。

こんな椅子こそ、「細かいところまで気の利いた椅子」といえるのではないでしょうか。

 買い付け時に一番気になった背もたれの「型どり」も京都職人には全く問題ない様子。
(もちろん、そのままフラットにしても問題ないと思いますよ。でもそれはもったいないですよね!)

まさに1960年代に新品で売られていたものとほぼ同じクオリティー(それ以上)の椅子として仕上がりました。

ぜひ一度座ってみてください。

 

ゼスト御池店part3開始!

  

さて、ここ京都は毎年恒例の蒸し暑い夏を思わせるような季節に突入しつつあります。
ひところのインフルエンザ騒動ではさすがの京都、夜の祇園エリアにも人がまばら。。。100年に一度という不況より性質が悪いと思っておりましたが、ここにきて大部お客様の足も京都に向いてきているようです。私たちも引き続き負けずにいろいろ挑戦していきたいと思っております。
今回も㈱京都御池地下街さまのご厚意により6月20日から7月20日の期間限定ですが、「ゼスト店」(PART3)を開始しました。前回同様、担当は「田口」ですが、今回から新たな戦力として、村上さんを迎え頑張っていきたいと思っております。

 今回もどちらかというと、全国的に見てもあまり実際の物を見ることができないような家具たち、たとえばアルネヴォッダーのローズウッド蛇腹サイドボードやバタフライテーブル。ヨハネス・アナセンの蛇腹サイドボード、ハンスウェグナーの初期の制作意向がよく出ているRYMOBLERのブックビューローや、カイクリスチャンセンのローズウッドウォールユニットなど。
どれもデンマークビンテージの中でも良い物で決して安くないと思います。ただ、このあたりの創りの良さを見て頂き、デンマークビンテージ家具の良さを再確認していただければと思っております。(良いものにはそれなりの価値があり、値段があります(あると思っており信じております)。何の前置きなしに値段が高いという意見が多かったので。。。)
これらの商品、なかなか出るものではありませんが、お探しの方には、びーじぇね独自の仕入れルートから出るこれらのお値段。自信を持ってお勧めできる商品・プライスたちですので、ネットだけではなく、ぜひ、一度実物をご覧ください。
今回新たな戦力を迎えたことによって、今後の展開も広がりそうです!ご期待くださいね。

  

ということで、私(岩井)は6月23日から7月2日まで買い付けに行ってまいります。そのため、2条本店はその間お休みです。
ゼスト店は毎日10:30-20:30にて頑張って営業しております。詳しくはゼスト店(075-253-3116)にお問い合わせください。
海外からでもメールは見れますので、なにかお探しの物リクエストありましたら、お気軽にお問い合わせ下しいね。

張り替え職人の技術

   前回の買い付けでこんな椅子を買ってきました。
どうでしょう?1950年代のモダンではなく、もう少し前。。。。
アンティークの部類にも入らない、とても面白い椅子。
見る限り、その手の込んだつくりがその美しさと、手作り感が醸し出す温かみを感じさせます。昔の椅子の魅力を振り撒いていますが、いかんせん、、、、それこそ「座り倒され」生地もぼろぼろ、かなり汚いです。
でも、私はこの椅子を逃しません。
 やはり良いものでした。
こういった古い椅子の中身は、現在生産されている椅子と違い、シート内部にはヤシの繊維、獣毛などの天然素材が詰め込まれている場合が多いです。「このような素材のものだから良い!」ということではないですが、ウレタン材の物と比べて、まったく違うすわり心地になり、出来上がりを想像するだけでわくわくしてきます。
これら素材は一度取り出し、再度、形を作りながら詰めていくという、とても難しく、熟練の技術が必要な作業になってきます。
  
   さらに座面下にはバネが。。。。。
バネの調整・組たてなど、素材の詰め替え同様非常に難易度の高い技術を必要とします。
ばねの位置を固定する紐も縦横無尽に張り巡らされます。
 内部を見てください!
シート下バネ全体をまとめる役割をしているフレームにバネをひもでくくりつけています。
その結び目自体、芸術的!
美しい仕事です。
 
    シート部分にも同様にヤシの繊維や藁や、なんやらいろいろ入っています。それを形創り、その素材が出来上がり後も偏らないよう、部分部分にある程度ひもで固定させています。
また、シート周囲に「土手を作る」という作業。繊維やらわらなどを「ただ積んでいく」のではなく「角を出す」作業です。
溜息ものの仕事ですよ。
 張り地は日本製です。
海外のやたら高い生地を張るのをよく見ますが、世界に誇る日本繊維業界。私は技術的・品質的に劣るものとは考えません。同じような生地で商品単価だけをアップさせるよりは、まったくリーズナブルです。
それにしても、素晴らしいすわり心地。好みによりますが、がっしりとした素材の感触が、体全体をサポートしているような感覚です。
あの椅子が、このように生まれ変わった姿を見ますと感激ですが、職人さん有りきの買い付けです。こういったレベルの高い仕事に囲まれると、私の未熟さが浮き出てきますが、日々勉強。仕事に対する姿勢も見習わなければいけませんね。
この椅子はまた商品ページで紹介いたします。
 

買付予定

買付けのため、2月23日から3月5日までお休みです。
3月6日は13時からの開店予定ですが、飛行機の便の
都合により遅れる場合もあります。
よろしくお願いいたします。

なお、先日から始まりました「ゼスト期間店」は4月中旬まで
毎日10:30-20:30まで営業しております。(ゼスト休業日を除く)