29次買付報告:フィンランド編その2

 

 二日目も快晴!ガンバっていってきます!  
   BACK TO THE FUTURO!
   市内をいろいろまわって、ヨウコレコラに会いにアンティークホールへ!
この季節、毎日正面の駐車場にてフリーマーケットが行われています。まさに自然発生的なマーケットなんでしょうか?いつから始まるのかよくわかりません。
口の悪いヨウコ・レコラによると、「あるどんよりとした寒空、吹きすさぶ風の中、第一番目の男がおもむろにテーブルを広げ商品を出していく。。。。これがその年のこのマーケットの始まり。。。」
「不思議とその第一番目の男が来た日から徐々に暖かくなっていく。。。。」
「ヘルシンキの人はその第一番目の男を見ると不思議と春を感じるのである。。。。」
渡り鳥か!
   さて、二日目の捕獲品。やはりこれ!TIMO SARPANEVA(ティモ・サルパネヴァ)のDEVILS FIST(デヴィルズフィスト)!最大級!1ユーロ=170円時代からリーマンショックを経て、景気や為替に惑わされ。。。。。なかなか手にできなかったこのモデル。いま、こんなに近くにいたとは!ビージェネ初登場です!

   こちらはkaj franck(カイフランク)(汗)。サインからもわかるようにイッタラ所属時代の1950年代初頭モデル。内側だけにサンドブラスト。不思議な光を放ちます!

   こちらはNANNY・STILL。女性らしい華やかさの中に、どこか大人な知性を感じさせるシリーズ。 リーヒマキブルーといわれる、印象深いブルーが彼女デザイン的には有名ですが、クリアーも外せないですね。
   KAJ FRANCK(カイフランク)。NUUTAJYRVI(ヌータヤルヴィ)。60年代のスタジオピース。 。
   ARABIA ART DEPARTMENT(アラビアアートデパートメント)のPOUL ENVALDS(ポール・エンバルス)の作品。
   Friedl H-Kjellberg (フリードル・チェルベリー)のライス追加です!
   Friedl H-Kjellberg (フリードル・チェルベリー)の美しい釉薬皿。
   アラビアのC&S+S。型デザインは、Kylikki Salmenhaara(キリッキ・サルメンハーラ)。デコレーションはグンバー・ウリンだったかな。。。。
   AUNE SIIMES(アウネ・シーメス)のカップ!うつくしい!
   アラビア、50年代のスープカップ。何か東洋の風を感じます。
   この器もARABIA ART DEPARTMENT(アラビアアートデパートメント)の作品。誰のかは帰ってから調べます。。。(汗)
   ヨウコレコラから「誰のデザインでしょう?」とふざけられた一品。照明デザインで有名なLISA JOHANSSON PAPEのデザイン。わかるわけないやん!1930年代AINO AALTOのグラスと同時期くらいのデザイン。もちろんKARHULA(カルフラ)製です!いわれてみれば、その時代背景に流行ったガラスデザインよりは少しエレガントで、彼女の照明デザインいも通じるところがあるような、、、気がします。。。。
   KAJ FRANCK(カイフランク)に始まり、カイフランクに戻る、、、TVSETも実はビージェネ初登場。
   ANTTI NURMESNIEMI(アンティヌルメスニエミ)のコーヒーポット!マスタードイエロー!
   TAPIO WIRKKALA(タピオ・ウィルカラ)のランプ!イッタラの吹きガラスを使用した贅沢な一品。
   KAJ FRANK(カイフランク)のC&S。白磁が美しい。
   木箱。。。。。。
   中にはタピオウィルカラのグラスが!個人的にかなり来てます!
   PAAVO TYNEL(パーボ・ティネル)ランプ!奥さまはヘレナティネル、ガラスのデザインが有名です。こちらも今かなり高騰しているティネルランプ!ビージェネ初登場!
   大満足の成果に夕食はちょっと贅沢に行っちゃおうかな、、、おしゃれな雰囲気と、おいしい夕食を求めさまよう。。。
   さまよう。。。。。
   さまよう。。。。
   さまよう。。。。
   さまよう。。。
   さまよう。。。
   さまよう。。。。
   さまよう。。。。。
   やっと見つけた!
   名前はストレートに「シェフ&ソムリエ」。数種類のメニューを好きに選べるスタイル。ためしに4種ほどオーダーしてみました。
   出てきてびっくり!かなり、かの有名なレストランの「悪影響」がでています!
   食べ終わった後(笑)。
突出しだったようで、一安心。これを頼んだのかと思って一瞬焦りました。
   その後はよい感じ!こちらのプレートはシーフード系(名前がFROM SEA AND EARTH)。
シェフ(らしき人)が私が日本人と分かっていて、ゆっくりと丁寧にしゃべってくれました。魚市場に行ってあれこれ選ぶんじゃなくて、ある漁師さんと契約して「今日は何がある?」的な買付らしいです。
かの超有名レストランと同様、やはり素材は地場ものにこだわっているようです。
   こちらはお肉系。この後に続くプレートも盛り方にフィニッシュモダンを感じさせたものが続きましたよ。
   おいしいと時間はあっという間に過ぎますね。
11時過ぎですがこの明るさ! 明日は買付商品をパッキング&送り出し。
その前によい時間を過ごしました!
さまよった甲斐がありました(汗)。