買付報告 フィンランド ヘルシンキへ

   10月11日土曜日の夕方には、最終目的地フィンランドへ出発です。。。(やっと)
今回は初めて週末をヘルシンキで過ごします。通常ですと市内のお店は全部お休みですから何もすることがないのですが、今回はいつものコレクターが「フリマーケットを回るかい?」と、いつもドライな対応のコレクターにしては温かなお言葉。
「おっ!ありがとう!」というと、「まあ、別に俺が行くついでだし。。。。」と、これまたドライな対応。
「明日朝8時半にヴァルッテリのフリマに集合ね。」というので、あのコレクターも朝一からよう働くのう。と感心しながらも、今までヨーロッパ中央時間で過ごしてきた私。明日の朝8時半ということは、コペンハーゲン朝7時半!(涙)
でも、しっかりホテルの朝食も食べて間に合いました!
朝8時半というのにフリマは超満員。たまに見るアラビアのC&Sなどはそこらのディーラーより高く、彼らも超強気。おいおい、その強気はどこからくるの?というくらいまけません。
いやー、おもしろくない!
 コレクターもこんなところには用はない!とばかりに次の会場へ。次の会場は室内サッカー場!その大きさ規模はご想像にお任せ致します!コレクターは会場に入るやいなや、一目散に獲物にとびかかります!
さすがと思いながらも私も早速、、、、と思ったらもうコレクターの姿はそこにはありません。
もうゆっくりしている暇はありません。わたしも次々にオープンされるブースを片っ端からチェック!ヴァルッテリ同様、C&Sなどはとても高いですし、99%ガラクタです。
30分以上たったころでしょうか?集合時間を決めていて、その集合時間の10分くらい前。コレクターが何かを手にしている姿を発見!
いやまてよ。。。あそこのブースは今しがたチェックした所だぞ?
  
   彼の手にしている物は、何とも美しい、アイノ・アアルトのブルーヴェイス!もちろん、カルフラ製、1920-30年代物です。
言い訳がましいですが、私がそのブースにチェックを入れたのも、既にオープンから30分たった時点。
その間どれだけ多くのディーラーの目をかいくぐったのか!このアアルトヴェイスは!
さすが、その豊富な知識と経験からくる素晴らしいハンティングを見せていただきました!
ちなみに私の収穫は「何でフィンランドなのに!」と突っ込まれそうなロールストランドのピッチャーくらいのしょぼい収穫でした。。。。