ホームページに家具をアップしました。KAJ WINDING

KAJ WINDING ROSEWOOD ホームページに家具をアップしました!

KAJ WINDING(カイ・ウィンディング)のローズウッドアイテムです。 まずはビッグサイドボード!

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 素晴らしいローズウッドの木目のサイドボード。

 まだまだこのあたり、現地で買い付けてもさすがのサイズ。
 たまに「この作りでこの値段でいいの!!!!」という物がたまにあります。

 今回の物は国内にて仕入れたものですが、なかなかここまでのクオリティーの物は現地でも少なくなってきています!

 当初は私もこのサイドボード、なかなかの作りだな!とは思いましたが、誰のデザインかは不明でした。

 

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 ただ、作りをよく見ると。。。。。

 足の作りが何ともスペシャル!(♡)

 

 これは見たことあるぞ!

 

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 そう、以前当店で扱っていた、カイ・ウィンディングのローズウッドダイニングテーブル!!!!

 

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 足の作り、まったく同じです!

 数年前まで海外のサイトふくめ、かなりいい加減なネーミングというか、デザイナー表記が多かったですね。最近でこそ、このあたりのデニッシュビンテージの認知度が高まり、書籍もいろいろ明らかになってきたおかげで正確な表記が多くなりましたが、それこそ以前はどの家具もカイクリスチャンセン、アルネヴォッダー!!みたいな風潮でした。

 ただ、50年も昔の商品ですし、データが明らかでないものが多いのでデザイナーを特定するのは難しいのは理解できますが、「ほかの人が言っているから私もそうする。」というスタンスは理解できませんね。

 個人的にもちろんしっかりと資料があるものに関してはそれをベースにしますが、今回のように明確なその作りから判断するという視点は、あいまいな資料や海外のホームページがいい加減に表記している物よりは確実なところだと思っています。

 

 

 たまたま、今回のこの調査のお陰で一つ謎だったもののデザイナーが解りました。

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 この小さなチェストも、足の作りが何か訴えているな!と思っていまし。

 同じく、KAJ WINDINGカイ・ウィンディングのデザインでした!

 ここまで一応調べましたが、家具のクオリティーはデザイナーでは決まりません。

 いわゆるアノニマスでも、いやこんなに良い作りの家具なのにデザイナーものではない物も本当にたくさんあります。

 そこがデンマークビンテージ家具の、いや、デンマークビンテージの物造りの深さなんですよね。

 まあ、Fの45とかWの熊ばかり追っかけてる人には解らないと思います。