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二条店予定(最終日迫る!)

  

あっという間に月日は過ぎていくもので、二条店にもとうとう最終日が近づいてきました。その日その日の段取りを片づけていくのに精いっぱいでなかなか先の予定を皆様にご報告できませんでしたので、まずは、二条店の今後の予定をお知らせいたします。

5月21-22日 通常営業
5月23日 休み
5月24日 最終日

今日は20日ですので通常営業中ですが、明日明後日がまさに通常営業日ファイナルになります。
24日は引っ越しの段取りなどで、店内は片づけ作業が進行中のなかの営業となりますのでご了承ください。
本日含め、21,22,24日にご来店の方、また、月内配達可能な方に限り、
店内商品の値段を「その場交渉(笑)」
とさせていただきます。ご購入の数にもよりますが、新幹線代位は還元できると思いますよ(笑)。

二条店移転について

  

 二条店に移転したのが2005年10月。
このコラムの2005年9月の欄を見ますとその当時の状況が見られ、自分のことながら「ほろっ」ときます。。。。
この5月末で二条店は移転します。
急な報告になってしまったのは、まあ、色々あったということで。。。今回はうまく事が運んでいるので、今回はここで語る必要はないですね。
新店舗の工事は、二条店を施工してもらった同業者。彼ら的にもこだわりのあった店を移動するのは「残念な気持ちもあるね。」と、同感です。そう思うと、なんともさびしくも悲しい気持ちになりますが、これも自分達の成長と考え、引き続き力を合わせて頑張っていきます!

 移転先の場所は宇多野福王寺。

京都市は右京区になります。

 

  
 

 なんと、300平米のひろさ!

もしかしたら見る人によっては、単なる「古い物件」と見る方もいるかもしれませんが、たぶんこのホームページを見ていただいているお客様達には、私が惹かれてやまなかったこの木の構造物の只者ではない(笑)雰囲気を解っていただけると思っております。天井からの光の入り具合もいいです!
今まで「倉庫解放」と銘打って、色々商品を見ていただいたこともありましたが、これからは違います!
倉庫ですと、梱包されたままのものや、手入れされていないものがほこりをかぶっていたりと、すこし印象も悪かったようです。(それがいい!というなんとも心の広い(笑)お客様もいらっしゃいますが!)

 ここはどこ?っていう、なんとも素朴な雰囲気を持つ最寄駅。

「宇多野駅」京福電気鉄道北野線です。
京都にお住まいの方でも、たぶんこの駅で降りたことのある方はあまりいないのではないでしょうか?それだけ地元密着のこだわり路線です!
時刻表を見たら10分に一本は電車がありますのでご安心ください。

 

 
 

 また詳しく書きますが、有名どころでいいますと、「仁和寺」から歩いて10-15分というところでしょうか。。。
観光ルート的にいいますと、金閣寺・仁和寺、びーじぇね経由で。その後に嵯峨野・嵐山であればまっすぐ(?)の一本道です。最高の観光ルートになるはずです(笑&汗)。
5月末には二条店から移動しますので、6月から宇多野にて営業開始する予定ですが、なんとも相変わらずのバタバタ具合でいまだ一日先のことしか見えていない状況でそのあたりも詳しくコラムで報告いたします。

皆様今後ともよろしくお願いいたします。

買い付け予定


久々に商品をアップしました。

未曾有の天災を目のあたりにして、ただただ悼ませていただくだけ。。。
世界各国の有名著名人がこぞって寄付などを申し出ているというニュースが救いです。
私などが個人的な募金ならまだしも、募金や売り上げの寄付などとこの店で申し出ても被災者の方々にとっては驕り・自己満足でしかないように思いますし、お客様にも迷惑・困惑させるだけです。
ここは粛々と自分のいまできること、自分の仕事にとりあえずまい進するしかないかなと思っています。
東北地方の方々はもちろん、その付近や関東エリアの方々も未だ計画停電などで不自由をしているかと思います。皆さまに少し余裕が出来て、このホームページを見ていただけたり、京都に旅行でもと考えていただいたときに、楽しんでいただければと精進してお待ちしております。
(家具やアートピースを買っていただいているお客さまも多く、正直とても心配なのですが、一人ひとりお声掛けするのも失礼なので、また何かの機会に御無事を確認したいです。)

ツイッターなどでも善意の輪が広がっているようです。
こんな風に個人個人にみんなを思いやる気持ちが今までの日本には少なかったような気がしますので、このまま広がっていけばいいなあと思います。

買い付けにもいってきます。
その為、麩屋町店は以下のようなスケジュールになります。

(二条店は通常通りの営業です)

3月22日(火)13-18:00
3月23日(水)休み
3月24日(木)13-18:00
3月25日(金)13-18:00
3月26日(土)13-18:00
3月27日(日)13-18:00
3月28日(月)13-18:00
3月29日(火)13-18:00
3月30日(水)休み
3月31日(木)13-18:00
4月1日 (金)13-18:00
4月2日 (土)13-18:00
4月3日 (日)13-18:00
4月4日 (月)13-18:00
4月5日 (火)13-18:00
4月6日 (水)休み
4月7日 (木)13-20:00
以下通常営業

また現地からもよい報告できればと思います。

 

北欧陶芸 1

   今さらありがちな、フリーベリ(BERNDT FRIBERG)の作品、背の順並べ!
私の買い付けは、店にある色目や形を考え、どんなものを買い付けたら展示がバランスよくなるだろうなんて、
一切考えませんから色も形もバラバラ(笑)。。
とくにあまり現地でも手に取られない後期の辰砂・天目風の釉薬の物もその変化が好きで買い付けます。
フリーベリは父親も轆轤師だった事もあり、13歳から轆轤に向かっています。少年工のように。。。
高台から伸びる美しい造形は、年少からの経験と技術によりストイックで鋭くとがれたような緊張感を感じさせます。
ルーシーリーのどこか柔らかな造形が女性的とすると、正に男性的。
身長2メーターの大男と聞きます。その彼から作りだされた「指に乗るような芸術品」も見ごたえありますね。

 また、ディレクターとしてスタジオピースを作り続けたスティグ・リンドベリ(STIG LINDBERG)は、これまたフリーベリとは対照的な物作りと造形。
近未来のアイディアと想像力を陶芸の世界に。
脱サラの私がいうのもなんですが、日本の古い重鎮が作る作品は解らないのに、こちらは「すっ」と心に入ってきます。
京都での商売柄、北欧陶器を見た方々から「高台がなってない」的な言われ方を良くされますが、
豊かで素直な感性を持った私より若い子たちが素直にカッコよいと思う陶芸。
まだまだこれらの陶器も50年くらいしかたっていない作品たちですが、
今後20年・30年と経ち、私たちももっと歳を重ね、いまの若い子たちも歳を重ね、
そこで評価されるのが何かと考えても(別に評価どうのは関係ありませんが)、変な呪縛に絡まれていない北欧ミッドセンチュリー陶芸作家たちの自由な作品たちの魅力は私を虜にし続けると思います(笑)。