フィンランド最終日。
久々の気持ち良い天気!
最後の最後で最高に気持ち良いフィンランド・ヘルシンキを楽しめそうです!
今まで行ったことなかったDIDRICHSEN美術館という美術館をヨウコ・レコラから教えてもらって行ってきました。
バスを乗り継がなくてはいけないので少しややこしいですが、今時はGoogleマップでこんな私でもスムーズに辿り着けますね。
DIDRICHSEN。。。名前がデンマークです。
デンマークからフィンランドに来て財を成した方のアートコレクション美術館です。
コレクションもさながら、フィンランド・デンマーク夫婦の、しかもフィンランド建築家によるご自宅をそのまま美術館にしたとなれば、個人的には大好物の作品になっていること間違いない!と思っていますが、まさにその通り!
言うなれば、鰹出汁と昆布だしを合わせて使って台無しにするのではなく(知らんけど)、良い出汁と良い素材の融合とでも言いましょうか。
フィンランド建築にアクセント的デンマーク家具を誂えるなんて!!出汁の味わいを台無しにしない程度の素材使いとでも言いましょうか。少しデンマーク味強しですかね(笑)
この空間は何時間でもいたい気分にさせてくれます。
素晴らしい設えの内装だけではなく、リビングの窓から見える景色はなんとも美しい!
ヘルシンキ中央からものの30分もかからない場所に、こんな環境です。
そりゃ、世界一幸せな国であります。
この季節、気持ち良いと思うのは人間だけではなく植物もそうなんでしょう。
街中にはいろいろな花が咲いています。
ただ、一方、少し街中から出て郊外の高速などを走っているとそこここに綺麗な花が咲いています。
そう、この紫の一見綺麗な花は今フィンランドを脅かしているルピナス。
外来種でその繁殖力の凄さから、今やフィンランドの広い範囲にかなり繁殖してしまっています。
日本で言ったらブタクサみたいなもんでしょうか。
ヨウコ・レコラのサマーハウス付近にもかなり繁殖しているらしく、その駆除で大変らしい。ただ、隣の人がそういうことに疎い人らしく、隣はルピナスで埋め尽くされているらしい。。。。
すでにフィンランド政府からも駆除の方向で国民に指令が出ているらしく、それこそ、刈り取ったらその分お金も払います的なキャンペーン実施中。
そのため郊外で人の手の入らない高速の脇道などではアホほどルピナスを見ますが、街中では、皆、刈り取られているので見ることはあまりないです(笑)。
やるときゃとことんやるのがフィンランドっぽいです。