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2013年04月27日

Timo Sarpaneva Aroma Glass








Timo SarpanevaのAromaグラス。。。

先日の十周年記念のイベント時にも、ワインをこのグラスでお出ししました、わたしもお気に入りのグラス。

ティモ・サルパネヴァのカタログを見ると、10・20・30clの3サイズ展開。

サルパネヴァのデザイングラスの中でも1956年発売と初期グループ。

なんと1983年まで生産が続いたロングセラーです。

ここまで長いのは、ほかではメタルハンドルのついたティーグラスくらいですね。 
 

カタログにあるように製法としては、Turned mould blown にbase cutとありますが、通常見るものは(今回のうちの商品もそうですが)写真左のおしり。カタログ風に言えばTurned mould blownのみ。

実はレアな初期物には右側のお尻、いわゆるbase cut(グラスの底を磨き上げる)処理の入ったグラスもあります(この右グラスはアロマではありません)。

うちも以前は仕入れていたのですが、最近めっきり見なくなりました。。。

現地のディーラーでも知らない人が多く、たいてい磨きがあっても無くても同じ値段です。

磨きに関しては初期ものだけですが、普通のグラスにそこまで手をかける。。。。

フィンランドデザイン・モノづくりが見えるとても良いシリーズです。

ちなみに今回このグラスをお買い上げいただいたお客様は、これで、「シングルモルトを。。。」と言われていました。

そんな大人になりたーい!!!