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第47次 買い付け報告 デンマーク編9

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なかなかすっきりと晴れないです。

 

 

 

 

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っていうか雨です。。。

寒空の中、行ってきます!

 

 

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いい感じのお店ですね!

 

ということで、かなりの満足感のある仕入れとなりました!

 

 

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サルトのリトグラフ。

 

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こちらはHenry Heerupのリトグラフ。

 

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ぼやぼやの写真ですみません。

パントン、フラワーポット。

ミントコンディション!

 

 

 

 

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そしてまたキルタ!

フィンランド行かなくてもいいかも(笑)!

 

 

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そしてスウェーデンもの。

ハンス・アルネ・ヤコブソン!

 

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もう一台!!

 

 

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久々のプレーベン・ダル。

色々面白い照明を探していたのですが、今回の買い付け通してかなりの手応えあり、これまた到着が楽しみです!!

 

 

 

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時間余ったので、少し街歩き。

こういった雰囲気のある古い駅の方が好きなんですがね。

 

 

 

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もう誰もが知っているようなセカンドハンドショップですが、ここまで品揃えがあればいくらでもやり方がある様な気がします。

流石にモダンデザインなどが高騰して手に入りにくくなっていますが、最近デンマーク現地のディーラーの中でもホットなのが(笑)、70−80年代のオークの家具。これがまた個人的にはウケつけないデザイン。。。ひどい。。

もちろん好みもありますよ。好きな方は買えばよろしい。アメリカでは流行ってるらしい、知らんけど。

ただ、なにかモダンの次はこれだ!的な、ディーラーの動きがなんか違う感じで、そりゃ、80−90年代にフィン・ユールが叩き売られていたことを考えれば必然的な流れなんですかね。

それまで高価だったデンマークアンティークマホガニー家具が一気に値下がりし、今までゴミ同然だったチーク家具がもてはやされる様になった。そんな激流の様な流れに今まで対応してきたデンマーク家具ディーラーたち。これも生きていく為の選択ですね。

ただ言えるのは、ビージェネがもしそのオークをやり始めたら終わったと思ってください(笑)。

 

 

 

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どことなく京都っぽい、と思うのは私だけでしょうか?

 

 

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なんとなく春がちかい。

 

 

 

 

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ビールで休憩

どこもやたらうまい。

 

 

 

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曜日も悪かったか、相変わらず死んでいるコペンハーゲンアンティークストリートのランスボーゲード。昔の面影はもうないです。

 

 

 

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さむいです。

 

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相変わらずの自転車天国ですが、最近やばいのはこの前カゴ付きのでかい自転車に、電動が出ていること!

京都でもそうですが、自転車に乗っているおばあちゃんが、なんかやけに元気だな!っていうスピードで走っていたらほぼみなさん電動自転車(笑)。

こちらデンマークでも、え??! やけに早いカゴつき自転車だな!と思ったら、電動!
私も若かりし30代の頃は、コペンハーゲンをレンタサイクルで走り回ってアンティークショップを探しまくりましたが、その頃ですら足の長いデンマーク人には(女の人にですら)かないませんでしたから、もういまやママさんカゴ付電動自転車加入で、こりゃ、もうレンタサイクルでの日本人デンマーク自転車レース参戦は無理ですね(笑)。

 

DANSK KERAMIK 展 始めます。 寺町店自己企画展シリーズ

あー、また緊急事態宣言出ましたね。

これからまた暫くは寂しい暇な感じになっていくんですかね。

まあ、こんな時こそ今までに日の目を見なかった子達のお披露目どきかと。

また始めます。自己満足企画展。

今回はDANSK KERAMIK展として、デンマークの陶芸の紹介です。

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ポール・キャドビアスのウォールユニットに展示しています!

デンマークのビンテージ家具にデンマークのビンテージ陶芸。。。

やはりよく合いますね!

 

 

 

 

 

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まずはみんな大好き、PALSHUS.

発音は「パルスフス」ですが、まあ、パルシュス というのが一般的ですね。

おそらく、ペア・リネマン・シュミットとイェンス・クイストゴーの出会いはESLAU窯でしょうか。その後、ペアさんがパルシュスをたちあげた際に、右奥のやきしめのティーポットをデザイン。おそらく、その流れがその後のKRONJYDENのRELIEFにつながっているんでしょうね。

ちなみにそのスーパーエクストリームリイーレアーな焼き締めのティーポット、私の私物です。

 

 

 

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そして最近かなり高騰してきているSAXBO窯。

やはりもともと釉薬研究家であった社長のナタリー・クレプスさんの陶房ですから、その独特の美しい釉薬が感じられる作品たちを並べました。

 

 

 

 

 

 

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グッテ・エリクセンの作品たち。

1948年にバーナード・リーチと合い、おそらく多大な影響を受けたものと思われます。
その後各地を回り、帰国後プライベートスタジオでの作陶。

おそらく誰もこの作品を見て、デンマークの女流作家の作品とは思わないでしょう!

技術とセンスの融合。

 

 

 

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こちらはRICHARD KJAERGAARD窯での、KNUT POULの作品。

焼き締めの素地の内側には白の釉薬を。

箆で削り出したような痕跡も良い。

 

 

ロイヤル・コペンハーゲンの作品も多く展示しています。

 

 

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現地で見かけた時に、いつも、「おっ!」と目をみはる作品たち。

BODE WILLUMSEN.

左の大ぶりなお皿は、JORGEN MOGENSENのもの。

 

 

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NILS THOROSSON大先生の作品たち。

となりは、ALVE SIESBYE。今一番高騰している作家さんの作品です。

 

 

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左から、エヴァステアニールセン(英語で書くの面倒になってきた。。。。)

MELIKE ABABIYANIK、いや読めないから英語で書くしかない。。中央の器。

そして、ぐい飲みはIVAN WEISS。。。。。

 

 

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ガード・ベグルンド。GERD BOGELUND。女性作家。

ロイヤルコペンハーゲンでの作品たち。

 

 

 

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そして。アクセル・サルト。

 

 

 

 

 

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JAIS NIELSEN これもロイヤルコペンハーゲンでのもの。釉薬がけしからん!

香炉だとおもうのですが、上部の蓋が取れない!

 

 

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そして、BANG一族の作品たち。

右側からふたつ、ARNE BANG.

真ん中のグリーンはARNE BANG の息子のJACOB BANG。

左はARNE BANGのお兄さんの、JACOB BANG.

BANG家の家系はもうすでに皆さんご承知の通りですね。

 

 

 

 

 

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色々な資料とともにお楽しみいただければと思います。

今回紹介しているのもまだまだ一部で、まだいろいろありますので、興味のある方はまた個別にお知らせください。

現地でも昔からそんなに簡単に手に入るものではありませんでしたが、ここ最近ではさらに難しく、また値段もかなり上がってきました。

現地の若い世代のコレクターが多くなってきたと思います。

一昔前であれば、ウェグナーやヤコブセンなど家具に関しては現地のディーラーも普通に詳しかったですが、あまりパルシュスやサックスボの話など出来ませんでした。最近では若いディーラーたちがマーケットでも必死でこれらのアイテムを探しています。

私も負けじと年の功で!!てな感じの争奪戦です。

やはりネットでの情報がかなり広がってきているからでしょうね。
また、一部のコレクターが、今まで色々集めてきた私ですらあまり認識していなかった作家たちの作品や情報を本にまとめていたりと。。。

そんなのあったんか!と、新しい発見!私の蒐集癖も止まるところを知らない感じで、現地での争奪戦はまだまだ続きそうです・。。。。

 

 

 

「白」と「透明」の詩展 ビージェネバージョン2

京都は梅雨明け?っていうほど、一気に暑くなりました。
早速、雷鳴響く夕立まで!(配達組んでたのに!(涙))

この災禍の中では、海外買い付けにもしばらく行けませんね。
本来ならこの7月は北欧パラダイスにいるはずだったのに。。。。。
あの野外マーケットも、あのディーラーのサマーハウスも、あの北欧ビールも。。。
この夏はお預けです(涙)。


めげずに頑張ります!

県跨ぎの移動自粛が緩和されてからやっとお店にもお客様がきていただける様になり、
ほっとしているところです
本当にみなさま有難うございます!

買い付けに行けなく新入荷もままならない状態ですが、新店舗に移った事でスペースにも少し余裕ができ、少しギャラリー的な展示ができるのではないか?と、思い立ちました。

そんな中の第一弾は、「白」と「透明」の詩・ビージェネバージョンです。

ご存知の方も多いと思いますが、コレクターの永井敬二さんのコレクションの中から、「白」のものと「透明」のものだけを集め、編集した1998年発行のスペースデザインのオマージュです。

「2」としたのは、実は2008年の3月に既にカフェ・ハローのギャラリーにて開催していたからです。

 

今回はポールキャドビアス の豪快なウォールユニットが展示コーナー。

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選りすぐりのグッドデザインを、こんな感じで展示しております。

 

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デザイン:カイ・フランク、ヌータヤルヴィ社(フィンランド)。
プリズマグラス、ボウル、プレート。1967年
プレスグラスシリーズ、1950年代。

 

 

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グラスピッチャー1609。1954年

同じく、カイ・フランクデザインでアラビア社より。1959年。

 

 

 

 

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カイフランクのデルフォイグラス。1976年。

 

 

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そして、オイバ・トイッカ。ロッキーグラス。ヌータヤルヴィ社フィンランドで1964年。

 

 

 

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こちらは、フリードル・チェルベリー。アラビア社より。1942年から。

 

 

 

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こちらはデンマーク、ホルムガード 社より。
とても繊細なグラス、プリンセス・グラス。お姫様の腰のくびれを表現。
BENT・SEVERINのデザイン。高さ21cmのビールも飲めそうなグラス!

 

 

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そして、タピオ・ウィルカラ。
キャプテンズ・グラスセット 1963年、イッタラ・フィンランド。

オークのトレイつき!

 

 

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そしてこれ。

先日ホームページにもアップした、エベ・サドリンのフォーム18。

デンマークのビング・オー・グロンダール。驚きの1932年。

 

 

 

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そして、ヘニング・コッペル。

こちらもデンマーク。ビング・オー・グロンダール社、1962年。

 

 

 

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こちらはロイヤル・コペンハーゲン。
ゲルトルド・ヴィスゴーのゲンマシリーズ。1961年。デンマーク。

 

 

 

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そしてこちらもロイヤル・コペンハーゲン、デンマーク。

デザインは、デンマークの芸術界を牽引したアクセル・サルト。

巨匠とロイヤル・コペンハーゲンのコラボレーション。1956年。

 

 

 

 

 

 

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そして、スティグ・リンドベリ。
謎の生命体のような、VECKLAとENDIVE。1953年。

グスタヴスベリ 社、スウェーデンより。

 

 

 

 

 

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こちらもスティグ・リンドベリ。
何処からしくない感じもしますが、とても美しいセットです。

1948年デザインの同じく、グスタヴスベリ 社、スウェーデン製。

 

 

 

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そして最後は、アクセル・ブリュエル。驚きの二重構造。
サーモダンシリーズ。1957年、リンビュー 社、デンマーク製です。

 

 

白と透明ということで、誤魔化しが効きません。
研ぎ澄まされた素晴らしいデザインと手法を凝らした製品ばかりです。

また、いつもお世話になっております。は別々に展示しているものも、こういった形でまとまればまた見え方も違ってくると思います。

店舗内で行っている期間展ですので、また何か「お!これは!」と思うものがあれば、
追加していきます。

7月末くらいまでこの展示で行こうと思っています。

 

 

 

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先ほども書きましたが、京都はめちゃ暑くなってきました。

みなさま無理のない範囲でお越しいただければと思います。

今年は大々的に行われることがない祇園祭ですが、そこここで京都らしいその空気感が感じられるます。

まだまだ予断を許さない時期が続きますが、再度広がってしまったらGOTOも何もないですね。

それこそ海外買い付けもまた先になってしまいます。

一人一人今後も気をつけて、これを乗り切っていきたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

ホームページに小物をアップしました!

ホームページに小物をアップしました!

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ここ最近のホームページアップスピード!!

「まずは始めないと!」を心に頑張っています!

家具の撮影から、小物の撮影までスタッフの協力のもと進めていますが、最終チェックは私自身!!!

サボってほったらかしたら、スタッフに怒られそうだし(汗)私も頑張ってます!(笑)

今回も色々魅力的な商品たちを揃えました!

まあ1番目につくのはタヒチでしょうかね。
リンドベリのデザインで生産年数も少なく、その迫力の模様から人気の高いモデル。
しかも今回はティーカップ!まじレア!やばい!

そしてクイストゴーのフレイムストーンシリーズもいいですね。
実はC&Sなどもありましたが、そちらは早々にSOLD OUT!!!!
でもこのプレート、面白いですね!
白の部分が浮き上がってるんです!!!!!美しい!

そしてそして、私も買い付け時に感動したB&Gの白磁のティーC&S。
これって、、、もしかして、 EBBE SADOLINのFORM18じゃないかな?

そうです、伝説の名著、永井敬二氏の「白」と「透明」の詩に乗っているモデル。
書には1932年デザインとある。。。こんなモダンなデザインがこの時代に!
実際に今回のC&SにあるB&Gのマークは1950年代のもの。本当にため息の出る美しいシェイプ。

ぜひ、ホームページで詳細をご確認くださいね!
本当は実物を見てもらいたい!!!!

 

 

ついに県をまたぐ移動も可能になってきましたね!
本当に重要なのは十分注意しながら経済活動を再開させて行くことだと思います。
ただ、いきなり新幹線に行列!とか、ユニクロのマスクに行列!とかいうニュースを見ると、オイオイ大丈夫か一部の日本人!って思います。

 

別に今じゃなくでも良いでしょ。。。。

 

 

今までも飲食店さんの営業も夜何時まで!という許可が出ていながらも、普段より飲食店に出向いた人はかなり少なかったようですね。
そう言う自分も、やはりもし自分が!ということを考えたら、私自身の店の営業自体に関わることだし、かなり控えていましたが、やはり馴染みのお店にはいきたくなりますよね。(普通の居酒屋ですが)
やはりこんな時は、同様に思っているそのお店の常連さんが多いので私も安心ですし、こんな時期だからこそ、いけば最高のオモテナシが待っている!

が、たまに、安い同伴のおっさん(言いますが私よりずっと若い)&店の女なんかが隣に座ってしまうと、それこそロシアンルーレットみたいなもんですね。難しいです。。。

何度も言いますが、気をつけながらの経済活動再開!
全世界から見ても、今やワンダーな日本の状況。絶対政治じゃなく私たち国民のおかげです!

このまま災禍を切り抜け世界をびっくりさせてやりたいですね。

自粛明け、県を跨ぐ移動可能、となりましたが、もうしばらくはうちのお店もマスクをしての接客となります。


また、玄関先にはありがたくも寺町商店街組合から頂いた消毒スプレーも設置していますので、ご自由にお使いになり、ご来店ください!

 

 

 

 

 

 

 

 

AXEL SALTO BODIL MANZ ホームページにアップしました!

今日は北欧の夏の空を思い起こさせるくらいの、真っ青な青空でしたね!
京都は少し暑かったですが、寺町通にはかなり人が戻ってきている感じです。

今日も商品アップしました!

マニアック商品たちです。

 

 

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アクセル・サルト。

少しグロテスクでもある作風からは遠い、渋い感じの器です。

ロイヤル・コペンハーゲン製です。裏に20693とあります。このナンバリングから製造年月日が分かります。1944年製です。

 

 

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こちらがボディル・マンツ デザインのミルクピッチャーです。

ビング・オー・グロンダールの生産品です。

プライベートスタジオものはまた後々紹介できたらと思います。