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第45次買い付け報告:デンマーク編2

ディーラーに打ち合わせ場所まで迎えにきてもらい、倉庫へ!

よくあるデンマークの冬の風景。

ダークでグレーな空が広がります。

ただ通年と違うのは、この時期だったら雪のはずが、細かい霧雨。

あとどこか湿度が高い様な。。。。なんかジメッとします。。。。

大丈夫か?地球。

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高速を走る!

 

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コペンハーゲン中心部から車で4−50分でこんな場所。

まさにハンマースホイの世界!!!

話変わりますが、ハンマースホイの展示が東京で開かれていますね。

おすすめですので、是非皆さん行ってみてください。

 

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この風景も毎回おんなじだな。

数年前にディーラーが新たに借りた倉庫だが、最初スッキリ、今だんだんとものが溢れかえってきている!

(あっ、人のこと言えないかも。。。)

 

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クラウス・ボンダーラップ&トースティン・トーラップのデザイン、SEMIランプ。

現行もありますが、シャープさが違います。

ビンテージブラウン、大中小揃いました。

 

 

 

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ジャンカルロ・ピレッティのフォールディング・チェアー!

 

 

 

 

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アルネヤコブセンのAJエクリプタ驚愕の20台!

 

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そしてAJロイヤル9台!

よくこんなでたな!

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そしてヤコブセン、オックスフォード。しかもハイバックチェアー!しかもキャスター付き。これは私のになるかも(ちょっと偉そうですかね (汗))

ビージェネ初入荷!

 

 

 

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可愛いアノニマスなイージーチェアー たち。
ケアロップの極上の生地ではったら見違えるだろうな。

 

 

 

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モーエンセン。オーク。

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そして、スウェーデンの巨匠、ブルーノ・マットソン。

エヴァチェアー3台ゲット!

 

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カイクリスチャンセン 。

 

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アルネヴォッダー。

あまりマニアックな買い付けではないですが、色々なものが多様に買い付けられたので満足感あり!

 

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毎年の冬の買い付けは寒さが天敵ですが、今回はまし?

それでも寒い中、終わった頃には外は真っ暗。

 

コペンハーゲンに戻ります。

 

 

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ディーラー宅に。

相変わらず素敵なお宅!!!

 

 

 

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ディナー。

今回はローストビーフ。毎回いろいろご馳走してくれて感謝です。

 

 

 

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明日も頑張ります!

 

第45次買い付け報告:デンマーク編1

買い付けに行ってきます。

 

もう45回目なんですね。。。ここまで来ると、おそらく書くネタも過去のものと重複することもありそうだし、皆さま、あまり期待せずに、また今回もしばらくお付き合い下さいね。

 

 

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関空からフィンエアーにて!
今回の買い付けはコペンハーゲンからですが、今更他空港発でコペンハーゲン・ダイレクトフライトのSASに変える気もなく、安定のフィンエアー。
この写真も毎回同じ構図だな。。

 

 

 

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約10時間後。。。フィンランド到着。。。

雪が、、、、、、ない!

ここ十数年、この時期にフィンランドに来ていますが、こんな景色を見るのは初めてです!!

 

 

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ヘルシンキ の空港でコペンハーゲン行きの飛行機に乗り換えるのですが、荷物検査を出たらいきなりこれ!

相変わらず不味い機内食に辟易として空腹の中降り立った空港でのこの光景は、
謎の引力が店から出ているかの様、自然と体が店に引き寄せられる感じでした(笑)

これってもしかして、フィンエアーの罠か!

 

いや、我慢我慢、、、、

 

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そして安定のサーモンスープ。

空港内の不味く高いレストランが多い中、これは安定の味。

ただ、今回もこれからの長旅の中、AIR B&Bにてキッチン付きの部屋にて過ごす予定なので、これから自炊で何回サーモンスープを作ることになるか。。。

 

 

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コペンハーゲンに到着。

常宿近くの駅に着いた時にはもう真っ暗。。。

 

 

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お気に入りのベトナム料理店でテイクアウトの料理を買いこみ、食後は秒速でベッドへ!

 

 

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次の日の朝。

まずはシッピングスケジュール確認という名目の打ち合わせ兼、朝食兼、近況報告会兼、買い付けです!

 

 

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少し古いツールボックス!

色がいい!

赤なんだけど何かグレーがかっているというか!まさにビージェネカラー。

スタッフが欲しいと言ったら、今後お客様宅にこれをもって現れるかも!

 

 

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ビール好きにはこれ!

なんかサイズ感も日本人向け。

 

 

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ボディル・マンツ。

私が今まで集めているのは、薄手で鋳込みを使った技法のものが多かったのですが、
前回の買い付け時に厚手の手捏ね的なものがあったのですが、この様な装飾的なものは初めてみました。

 

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裏のサイン。

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側面の刻印。

魅力的な作家さんです。

 

 

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そして!

イップ・コフォード・ラーセン、サイドボード。。。。。

 

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パーフェクトコンディションに木目も完璧!

ヤバいな。

 

 

買い付けによる麩屋町店 営業時間変更のお知らせ

買い付けに出ているため、麩屋町営業予定は以下の様に変更になります。

1月25日から2月16日までの期間
土日祝日・13−18時まで
水・木曜日 お休み

通常、土日祝日は20時までの営業ですが、18時までになります。
また、通常水曜日のみお休みいただいておりましたが、買い付け期間中
木曜日もお休みになります。

宇多野福王子店は通常通り、土日祝日の予約営業となっております。
平日は弊社の予定を優先した上で、お客様から予約も承っていますので、
ご旅行などでも、あらかじめお時間お約束可能な方は一度お問い合わせ下さい。

引き続きよろしくお願いいたします。

代表:岩井

 

 

1月12日麩屋町店お休みいたします。

急なお知らせで申し訳ないのですが、店主岩井の所用により1月12日(日)は麩屋町店お休みさせて頂きます。


13日(月・祝)は13時から通常営業スタートですが、19時までとなります。


宇多野福王子町店は12日13日共に12−18時にて予約制での営業です。
この連休に備えパンパンに詰まった宇多野福王子店を整理しましたら、
意外にきれいに配置できて、しかも見やすくなった!

通路が増えた感じです!

これで見やすくなった!と思う反面、まだまだ入るじゃん!と思ってしまうところが、ダメなんですよね。。。。(また家具満載すぎて商品が見れない状態に逆戻り)

ぜひみなさまご来店ください!

 

 

 

2020明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

昨年もみなさまのおかげでなんとか無事終わることができました。

去年は年男として老いも感じながら、びっくりするほど早く流れる年月に焦る毎日でした。

今年はお店的にも少しチャレンジな年になりそうです。

また詳細が決まり次第報告させて戴きますが、より一層引き締めてスタッフ一同頑張って参りますのでどうぞよろしくお願い致します。

 

毎年、特に印象的な商品を選んで年賀状にしております。
(恐らく皆様の所には未着だと思います。最終12月31日に投函していますので。。。
毎年のこと、、、こんなところから今年も改善できれば、、と、直せるはずもないのに思っています)

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カイ・フランクの試作品、ケトルです。
恐らく1959年にカイフランクがデザインし、当時部下であったイエラン・ベック(GORAN BACK)に指示し作らせたものです。
当時何種類か試作したものの中の一つです。
このケトル は真鍮の取手が直角に曲がったなんともモダンで潔い形ですが、そこにラタンが巻きつけられたデザイン。
どこか和のものに通じる部分があるように思います。

また、グリーンがかった黒の釉薬変化も大変面白いものになっています。

イエラン・ベックはその後アラビア社にて素晴らしいデザインのC&Sなどをデザインしたプロダクトデザイナーとして活躍した人物で、彼の初期、彼の手作りによる物です。

 

 

 

カイ・フランクの試作品は何種類かあって、どれもマニアの中では垂涎のアイテムですよね。ある書籍でカイフランクの教えを受けた方が違うタイプのカイフランクの試作品のポットを持っているのを見て、
『いいなー」と思っていましたが、「教え子である」と言う様な繋がりがないと手に入らないですよね。

ある時、なんのタイミングか忘れましたが、たまたまコペンハーゲンの超高級ビンテージ家具ショップのホームページを見ていましたら、そう!このケトル が「デザイナー不明」で載っているじゃないですか!!!(高級ショップですから安くはないが、高くはない!)

もうマジ急いで、まずホームページで注文を入れる!
すぐに現地の知り合いのディーラーに高級ショップの人間とコンタクトとってもらうべく連絡を入れる!

ということで、無事私の手元に来たわけであります。

どうもジョン・ベデル・リッパーという方、デンマークでプロダクトデザイン、また、展示会のキュレーターなどされていた著名な方だったようで、その方の遺品だったそうです。

デンマーク高級店でもフィンランド 物はわからなかった様です。
(裏に薄くサインありましたけどね(笑))

どうでしょう、ここ最近というより、ビージェネレイテッド立ち上げ以来のお宝の中でもかなりの上位品。

フィンランドで各方面(いや、師匠ヨウコ・レコラですが)に話しましたが、流石の師匠もこれには少しびっくりしてくれました(笑)。

 

2019年には神奈川県の美術館で「カイ・フランク展」が開催されていました。

残念ながら遠方で行けませんでしたが、多くの方々が高評価されていて、なぜ関西でもやってくれないのか!という、とても残念な思いが募りました。

カイ・フランクはとても日本が大好きだったようで、何回か日本を訪れています。
だからなのか彼のデザインにはどこか日本の匂いがするというか、親みを覚えるというか、、、、
なんとなくフィンランドと日本っていろいろな意味で似てるな?と思わせる根っこの部分でしょうかね。私も大好きな、いや、大好きというよりは尊敬するデザイナーです。

カイ・フランクは教鞭も取っていて、日本からの学生には「茶室に帰れ、無を求めなさい」と教えたそうです。

日本が大好きで理解も深いカイフランクさんには尊敬と共に、ありがたい、という感謝の気持ちすら生まれてきます。

そのデザイナーの考えや当時の足跡、こう言ったことを教えていただける当時のデザイナーと直接関わった人とのご縁など、当初は普通にウェグナーの名前すら知らず中古家具を輸入して販売していた頃からは考えられいほど、北欧デザインの奥深さにはまってしまっています。

てな、感じの商品でしたが、恐らくこの葉書を見られた方はまさかこれが、カイフランクのデザインだとは思わないかもしれませんし、ましてや、「カイフランクって誰?」っていうかたも多いと思います。

恐らく今年もこんな感じでゴーイングマイウェイな仕入れをして、私自身どんどん深みに嵌って、。

そんなマニアックなお話をまた皆さんに出来たらなあ、と思っております。

引き続き今年もどうぞよろしくお願い致します!