ホームページに小物たちをアップしました!
今回は春に向けてのおうち時間気分盛り上げるアイテムたちです!
まさに最近は、三寒四温。
先日もひさびさに1日外で家具と格闘してきましたが、アホほど寒かったです。
その日は風も強く、体感温度はより低く感じられました。
一転、今日京都はとても暖かい穏やかな晴れの1日でしたよ。
気温が上がるにつれ、ウィルスも減ってくれたら良いですね。
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今回もバリエーション豊かな品揃え!
まずは、スウェーデンの1800年代後半から1900年代前半のグラスボトル。
ガラスの宙吹テクニックを駆使した職人技。
当時こうしたアイテムはもちろん販売用としてくられたものですが、また、ガラス職人たちの腕を上げるのにも一役買っていたようです。
そして、オイバ.トイッカのMUKURAグラス。
なかなかレアなアイテム、らしい。
こちらはロイヤルコペハーゲン。
おそらく1800年代のアンティーク。
ブランドマークの中心にスラッシュが入っているので、当時の2級品のものですが、そのディフェクトすら愛おしく思われる素晴らしい作品です。
そしてアラビア。
陶土から色がついているシリーズ。
VIVI・BREGER(ビビ・ブレガー)のMAXIM.
ビヨルン・エンゴのエナメル・ヴェイス。
アイモ・オッコリンのウォーターリリー。
狂気なまでに全ての面を削り出している、恐ろしく手間のかかった作品です。
デザインだけでなく、もとはガラスカットの職人だったアイモ・オッコリンだからこそ生み出せた時代の産物です。
もう少し自粛期間が伸びそうですね。
ホームページにアップしているビージェネの商品は古いものですので、やはり実際に見ていただきたいの山々ですが、遠方のお客様は申し訳ございません。
この災禍が収まって、また皆様にゆっくりと見て頂く事ができるようになるのを心待ちにしております。
デンマーク、いや今や世界中の食卓をかざるデンマークの名作ランプといえば、
ポール・ヘニングセンデザインのPH5ですよね。
ビージェネではオリジナルのビンテージアイテムのみの取扱。
(ビンテージショップですから)
今のPH5との主な違いは、やはり、最下部のプレートがガラスでなく『金属プレート』であること。(いまでも金属のものあるんですかね?)
ビンテージでしかないカラーバリエーションも魅力ですね。(一部復刻したものもある)
ビンテージ市場で一番レアなカラーはやはり、レッド。
そして、パープル < ブルー < ホワイト、って順番。
レッドは、一見少しきついかな?と思いますが、実際に点灯してみるとこれまたシックに、大人な雰囲気がでてとてもヒュッゲ!!ビージェネでも人気!
本当にどのカラーもとても美しく、魅力的です。
ビージェネでもこの災禍で買い付け行けてない割には、まだまだバリエーションありますので、また、是非皆さん、見に来てくださいね。
それにしても、この約20年。
長年ランプのお手入れなどしていますと、おなじPH5でも色々なタイプがあることに気づきます。
まずは、仮にこの写真のものをタイプAとしましょう。
今の現行のモデルと同じボディー。
もちろん最下部はメタルプレート。
ただし、トップのパーツがとても簡単な感じ!!
コードの長さを多少調節することによって、ボディーの内側の電球発光部分をどれだけ下部に近づけるかで微妙な光量調節ができます。
そして次。
タイプBとしましょう。
タイプAの1枚目の写真、上部から見た図で中央の赤い筒状の部分が、タイプBではトップの部分になっています。
こんな感じ。
タイプAと比べたら、Bの方が作るパーツが一つ多いですね。
上の写真のBのトップパーツの下部の筒部分をなくして、Aのようにボディーの上部のパーツとジョイントさせてしまったほうが、合理的に生産できそうです。
なので、おそらくこのBの方がAよりも古いものだと思います。
そして最後。
タイプBと同じトップパーツなんですが、、、、
内側には謎のバネつきのパーツが!!!!これはタイプCとしましょうか。
電球の大きさって、ワット数が違うと変わってきますよね。
100W電球の方が20W電球より少し大きい。
まあ、100wと60wの大きさはおそらくそんなには変わらないと思いますが、そういった多少の大きさの違いををこのバネで調節。というよりは、全ての電球をバネでボディー下部のメタルプレートに押し当てるイメージだと思います。
タイプCのバネを省略したのがタイプBですね。ということでCの方が古い!
もしかしたら!これがPH5デビュー当時の1958年モデルかも!
名作ランプ ターヘル・アナトミア、、、、次回があるかどうかは未定です。
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今週も頑張って10品目アップ!
先日から書いていますが流石にだんだんネタが切れてきて、当初は複数の在庫がある商品からアップしておりましたが、もうそんなケチくさいことは言っていられない。
ビージェネにある商品たちを総動員していきます!
まずは人気のウッドプレート
素材もいろいろ、作りもプライウッドだったり、無垢の寄木だったり。
アップはしていませんが、チーク・ローズ無垢ものや、中にはウェンジのものもまだ在庫であります!
リンドベリの記念プレート。
なぞのチーズ?カッター。
なんにせよ、たかだかチーズ切るのにこんなかっこいい器具作るか!って感じの、無駄に贅沢なアイテムです。
カイフランクのバブルボトルセット。
ボトルの方にはサインはありませんが、なかなか雰囲気の良い冷酒セットですね。
個人的にも欲しいアイテムなのですが、残念ながら、わたしには量が少なすぎる(汗)。
こちらも私の秘蔵アイテム。
カール・ハリー・スタルハンのひっつき作品。
お客様に「あの花瓶、倒れそうですよ!」と、よくお声かけ頂きます。
まれに日本でも焼成中に隣同士の器がくっついてしまう場合がありますね。
これは作為的にされたもの。
他ではあまりみられない、レアアイテムです。
そして北欧ジュエリーたち。
たまに、ビヨルン・ウェウストロムのジュエリーたちはブログにもアップしておりますが、他デンマークやスウェーデン、ノルウェー、フィンランドのもの、少しづつ昔から集めています。
ボリューム感ありながらもシンプルでいて、大人な雰囲気のデザインのものが多く、他人と被らないこだわりのビンテージジュエリーをつけている人って、かっこいいと思います。
なかなか災禍も止まる気配もなく、日々気持ちが沈むことも多いです。
こだわりのつまった日用品を使用したり、身につけたり、おうち時間というか、自分時間!
楽しみましょう!!!
2020年年末から年明けになかなか面白い本が出てました。
まずは名作椅子の解体新書。
解体修理することで、その椅子の構造やデザイナーの工夫が見えてくる。
うちでも椅子の修理や張り替えをお願いしている職人さんから、椅子の仕口が面白かった!とか、張りの技術がすごかった!と、みなさん、それぞれに相当な経験を持ちながらも昔の仕事に対する謙虚なお褒めの言葉をよく耳にします。
いろいろ話は聞いていたし、自分たちでもリペアはしてきましたのである程度は知っていると思いましたが、この本はさすが専門家によるリペアの一部始終。
かなりマニアック(笑)。ここまでみせちゃうか!
個人的には超レアなJH504をつかうか!なんでCH31ちゃうの!とか、みながら突っ込んだり、
スーパーレッジェーラなどの他国のイスの構造も興味深かった!
フランス&サンのイスとかもやってくれて有り難うございます!
これをみて、「おっ!俺もできるじゃん!」っていう人もいれば、「こんなに手間がかかっているんだったら、お店で買おう!」って思う人もいるでしょう。それは考え方人それぞれ。
やすく修理前椅子を買ったはいいが出来ずに泥沼にハマるか、リペアの楽しさに目覚めてしまうか。
うちにも大量のダメージ品ありますので(汗)、また機会があれば紹介しますね。
(安くしますんで誰かに買って欲しい(汗)&(涙)ローズの良いイスありまっせ)
いろいろ勉強になりました!
そしてこちら。
スペースエイジ・インテリア。
個人的には、インテリア好きだったら、北欧家具だけに収まるのは勿体無いと思います!
もちろん、スペースエイジという括りだったら、かの、ヴェルナー・パントン大先生も有名で北欧デンマーク出身ですね。
北欧ビンテージ家具の中に、ちょっと味付けでこんなスペースエイジ入れても面白いですよね。
ただ合わせるのは少しハイテクニックかなと思っていたら、この本の最後の方に!
最近「雑誌」というものをほぼほぼ買わなくなってしまい、(基本的に面白くないなかで、ブームを政策的に作っているというか、それがとても作為的でイヤらしかったり。なんかいつも同じ人ばかり出てて鮮度がない)そんな中でこういうマニアックな本が出てくれて久々に楽しかったです。
なんでなんかな?って考えると、どちらもとっても変態的!!!
いまや変態という言葉は褒め言葉と言ってもいいくらい。
一つのことを突き詰めるって素晴らしい!
若い頃にはなかなか理解できなかったことが、この歳になってやっとわかってきた感じがします。