ホームページに家具をアップしました!
ローズのダイニングテーブルです!
無名のものでもどこかひねりの効いたアクセントのあるもの!
ニルス・モラーやアルネ・ヴォッダーなど、なかなか他ではみられないテーブルたちの紹介でした。
流石に数年前のような値段とはいかず、どれもお安い買い物ではありませんが、かなり希少になってきているこの辺りの美しい家具たち。
ぜひ一度ご覧いただき、ご検討いただければと思います。
ホームページに家具をアップしました!
どちらも素晴らしいテーブルです!
一つはソーレン・ウィラドセン工房製。
かのフィンユールもここの工房にデザインを提供しております。
あのひねくらかしたデザインを製品化するにはそれなりのテクニックも必要です。
そんな技術を持った工房のもの。まあ、一筋縄ではいかないデザイン・つくりになっています。。。
また、もう一つはピーター・ビッツ、ウラ・ミュルゴー・ニールセンのデザイン。
こちらはフランスアンドサン製。
ねじ込み式の足で取り外しも簡単ですが、ねじ込みの受けの部分をこのように美しいパーツとして表に出している。ピーター・ビッツたちの意匠を感じさせます。
どちらも希少なローズウッド製です。
新年あけましておめでとうございます。もう9日ですが、、
年末年始とお客様の京都へのご旅行や帰省などで、比較的多くの方にご来店いただき、
有難うございました。
特に年末は27日までとしていましたが、引き続き終わっていない作業が多々あり、中途半端にやっているのかやっていないのか状態で店にいましたら、たくさんのご来店希望のお電話があり、
嬉しく思いつつ、いやいや、通常営業時より忙しいぞ!=通常営業の意味は(汗)?と、だったら来年も、、、、なんて、思っております。
いや、わかりませんが、、、
今年の年賀のモチーフは、夏の仕入れで射止めたタピオ・ウィルカラのサービングセット!
1961年クルタケスクス社製。
銅製で内側シルバープレーテッドです。
この手のものが実際にビージェネに来るなんて10年前には夢にも思わなかったです。
そんな毎年その年の思い出に残るアイテムをピックアップしモチーフにしています。
だったらその横には何かコーヒーカップも欲しいなあ、、、と思い、
ルート・ブルックの『冬の旅」シリーズ。。。。
これもいいですね。
ローゼンタル社のものですから、あまりフィンランドでは見られません。
私の私物、そう非売品です(笑)。お客さんに言われそう、、、「あ、いつものね、、、」
たまにヤ*オクとかにも出てるので、そちらで仕入れてくださいね。実は私も、、、
個人的にはC&Sも好きですが、この家みたいな形のソルト&ペッパーが好きですね。
すでに意味もなく大量に持っていて、今後たくさん並べて街のようにするのが夢です。
ホームページの商品を見ていただければわかると思いますが、基本的にはデンマークのビンテージ家具を扱う店ですが、北欧各国のクラフトものをたくさん集めています。
もちろん今年もビンテージ家具を中心とした仕入れになりますが、
2019年に注目したいのは、何と言っても上記C&Sのデザイナー「ルート・ブルック」ですね!
まずはすでに始まっている
『フィンランド陶芸』展。そこにはかなり大きな彼女の作品が来ているようです!
なんと関西では大阪中之島の「東洋陶磁美術館」での開催です!!!!
以前、フィンランドのガラス展やルーシー・リー展も開催され、その展示と見せ方に、個人的にはかなり期待大です!
7月13日から10月14日です!
美術館所有の素晴らしいコレクションとともに、皆様も是非!行ってみてください!
そして、そして!!!!
9月7日から10月20日には伊丹市美術館にて
「ルート・ブルック展」が開催されます!!!
合わせて図録もすでに発売されています。
小さな書籍がそれです。
現地ではすでに他2種がすでに発行されていますので、彼女の作品をもっと掘り下げたい方には現地のものをさらにみていただくことをお勧めします!
数々の思い入れのあるルート・ブルックの作品たちがお客様のもとに旅立って行っていますが、現在ビージェネにある作品は上の写真。
リーフ型のプレートは2017年に仕入れたこれまたスペシャルな作品です!
個人的満足のために買い付けているようなこんなコレクション達ですが、こういった公共の催しと合わせて見て頂き、皆様と思いを共有出来たらと思っています。
報告遅れましたが2018年の9月5日に個人商店「ビージェネレイテッド」が
株式会社ビージェネレイテッドになりました。
何が変わるか、ということですが、今までと何も変わりません。
今まで通り、スタッフ一同頑張っていくだけです。
また、麩屋町のお店も入居した時は10年限定だったのですが、ビルオーナーさんのご好意もあり、引き続きしばらく続けられることが決まりました。
京都は皆さんもご承知のように、バブルです。ちょっと土地が空いたら、すぐホテル。
(空いたらじゃないですね、みんなバブルだから売ってるんです、この数年で京都はかなり変わると思います、いや、もうすでに変わってるか。君たち大丈夫かって、私のような心配される身の者が心配します。)
そんな状況なので、本当に有難い限りです。っていうか、もうここで10年か!
ホント、あっという間の出来事でした。
好景気で少し浮かれた感じの世の中ですが、私たちはしっかり地に足つけて頑張ってまいりますので、何卒今後とも皆様のお力添え、どうぞよろしくお願いいたします!
いよいよ年末が2018年も終わりが近づいてきました!
先日も良い椅子が上がってまいりました!
PJ112 オレ・バンシャー!
しかもローズ!
けしからん木目です!
このモデルはおそらく長いこと作られていたんでしょうね。
ローズウッドを始め、チークやマホガニー、特に濃いいろに染められたマホガニー塗装バージョンが現地でも多く見られます。
ただこのローズバージョンは、中でもかなり数少ないモデル。
ビージェネでも何台か扱ったことがありますが、どれも半端ない木目のものばかり。
おそらく初期の数年に、良い木材だけを使用してつくられていたんではないでしょうか?
今回はケアロップ・ヴァヴェリのZIBAGOブラックを使いました!
写真の見え方もありますが、おもて面に出る糸はブラックなので、基本黒と呼んでしますが、見え方によってはグレー。私は濃いネイビーだと思っていました。
というのも、交差して裏面に出ている糸はなんとブラウン!
縦糸・横糸それぞれに色目をつけることによって、より複雑で深みのある色目の生地が出来て来るんだと思います。
まじ、すごいです。
ウール特有のチク感は感じられるものの、動物性とでも言うのか、どこかぬるっとした油分でしっとり感を感じられるところなども、私も大好きな要因の一つですね。
もちろん生地・椅子が良くても、最終の椅子張りの仕立ての良さが出なければ完成感ありません。
例えばこのエレガントな椅子に、直角の角のたったクッションが入ってしまったらどうでしょう?四方隅が縫いの悪さでシワシワだったらどうでしょうか?
また、クッションがモコモコに厚かったらどうでしょうか?
お客様のご要望もありますし、職人さんの今までの経験からの概念もありますが、せっかくビージェネにオーダー頂いたからには、みなさまの意見を総合して一番良い方向に向かわせるのも仕事だと思っています。
今回もオレ・バンシャーのエレガントなデザインにぴったりなクオリティーの生地・またその張り替えの仕立ての良さが、より引き立てあい、素晴らしい椅子に仕上がりました。