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ソファー張り上がりました! H.Hopner Petersen for Godtfred H Petersen
久々の商品紹介。 ソファー上がってきました!
デザイナーはH.Hopner Petersen 。。。。。
Godtfred H Petersenという椅子工房で作られた椅子。
NO.403ソファー。1959年のものです。
お客さんによく言われます。「よくそんなにデザイナー名、覚えられますね。。。」
いつも「仕事ですから、、、」と答えますが、今回は覚える気まったくありません。
買い付けたときの状態。。。。
コペンハーゲンの港近く、倉庫の中にたたずんでおりました。。。。。
現地の家具ディーラーも「張り上がったら教えてね!」と言われていましたので、
しっかり約束果たすべく、日本の張替え職人の手でよみがえらそうと、気合を入れて買い付けてきました!
もう内側のウレタンはボロボロ、、、当たり前です。50年以上前の物。
良い状態で使っていても劣化するものは劣化します。
まず使用することを前提に考えた場合、何をオリジナルのまま残すのか。
何を交換しなくてはいけないのか。
コレクターではないですから、そのあたりは有名な椅子であっても、座り心地の悪い椅子を使うこと自体何の意味があるのかをしっかり考えていきたいです。
ペリカン、、、、いや、スワンかな。
アームレストの部分に角度がついていて、せっかくだしこのデザインをウレタンを張った状態でもしっかり表現できるようにしたいね。。。。
デザイン的には、例のペリカンチェアーのような感じだけど、あんな感じのもっさい感じではなく、すこし薄目。今後の長い使用を考えてあまり柔らかすぎないウレタンをいれましょう。。。。
背もたれからアームにかけて湾曲させた合板を張っている構造なので、アームの部分に少し体重をかけるとたわみます。
背もたれの合板と座面のフレームの接合部分を木ねじで補強しておきますね。。。。
いろいろ話した結果、やはり良いものが上がってきます。
ボディー上部の縫い目の仕様に関しては、私の方からは特に指定はしませんでしたが、
結局、手縫い!!
よりオーダーメイド感がましたましたよ。
クッション下の横バネ上にはこんな感じ。
鉄のバネに直接クッションが当たらないよう、保護しています。
職人の気遣い。
私たちはモノ作りはできませんが、たくさんのお客様と接してその好みやスタイルを職人さんに伝えていきたいです。また、なかなかお客様には伝わらない職人さんの仕事を少しながらですが共有してお客様に伝えることをしていきたいです。
なかには「どうしてこうなるの?」という問いかけに、「こういうもの!」と逆切れしたり、この仕事は自分しかできないと思っているタカビーな職人の方も、この世の中、多く存在してます。
京都にはうちの世話をしてくれる優しい職人さんが多く、助かっています。
このソファー、宇多野にあります。
ぜひこの週末、一番乗りで見に行ってください!
こんなプレートが張ってあります。
お好きな方は、この椅子工房の名前、憶えてくださいね!
久々にホームページにも家具をアップする予定です!!(たぶん)
行ってきました!“囀(サエズリ)”から始めること-石村由起子のエレガンススタイル-
行ってきました!
阪急百貨店、“囀(サエズリ)”から始めること-石村由起子のエレガンススタイル-
今年も大盛況!
去年初日に行かれたお客様に聞きましたが、 レジに行列ができるくらいの勢いだったらしいですが、今年はさらに爆発していたそうです!
石村さんセレクトの家具たちも美しく輝いておりました!
いやー、おかしいな、、、
ビンテージ食器もたくさん選んでいただいたのに、、、、、
すでにほぼ完売状態でした!
椅子コーナーにもお客様がいらっしゃっていて、正に商談中でした!
その場で売れたようです!!
皆さんに喜んでいただけたようでよかったです!
週末は更なる混雑になることでしょう!
わたしも家具たちのようすを見に来たのですが、いつのまにか買い物籠をもって物色している自分に気付いて結構驚いています。
くるみの木さんとは北欧のくらし展でお世話になっている高松の蓮井さまからのご縁でしたが、わたしも北欧ビンテージ一本で今迄仕事していたため(もちろんその前はサラリーマンでしたからご縁もあるわけもなく)、それまでは存じ上げずにいましたが、それが今は買い物カゴをもって、、、みたいにかなり影響されております(笑)。
先週の永松さん、今回のくるみの木・石村さんと、素晴らしいセンスを盛った方々とご一緒に仕事をさせて頂き、本当にうれしく光栄に思っています。
また、いままでのビージェネでの仕事とは違った素晴らしいエッセンスをいただき、また今後、良い意味で感化され、自分の仕事に活かしていきたいと思っています。
La table de Boulangerie Yamashita オープンしました!
La table de Boulangerie Yamashita !
今日、ついにオープン!
二宮の皆さま、そして、ブーランジェリー・ヤマシタのファンの皆様。
待ちわびていたことでしょう!
椅子はボーエモーエンセン。C M Madsenの1958年デザイン。16台!
奇をてらわない実直なデザインとモノづくりを感じさせる良い椅子です。
(ブーランジェリー・ヤマシタにぴったりです)
また、ビンテージでしか味わえない風格のある褐色化したオーク材。
照明はフリッツ・シュキーゲル。こちらはLYFAからの1963年デザイン。
無垢真鍮のこれまた渋い照明です。
ここは二宮ですか?いや、日本ですか?というびっくりな空間に仕上がっています。
こちらはパンをご購入後のイートイン・スペースとなります。
焼きたてのパンと一緒に時間を過ごす場所です。
通常のカフェとは異なりますので、ご注意くださいね。
先日のイベント終了後、ヤマシタパン・ロスになっている私には、
お近くの方、本当に羨ましいです!
“囀(サエズリ)”から始めること-石村由起子のエレガンススタイル-
阪急百貨店うめだ本店、9階 阪急うめだギャラリーにて、
くるみの木さんの
“囀(サエズリ)”から始めること-石村由起子のエレガンススタイル-
が6月1日(水)~6日(月)で催されます!
今年で阪急さんでの催事は10年目だそうです!
毎年このイベントを楽しみにしている石村さんファンの方々、多いのではないでしょうか?
昨年もすごかったようですね!
今回もビージェネの家具や器たちを石村さんのコーディネイトの一部として使って頂けることになりました!
今回の催事における石村さんの文章を以下お借りしました。
「『”囀”は、建築家中村好文さんが設計した、清々しい空気に満ちた居心地のよい空間です。
奈良町のはずれの、奈良の観光案内を兼ねた施設「鹿の舟」の中にあります。
お昼にはビオワインとサンドイッチのランチが楽しめる、サロンのような集いの場。
「くるみの木」とは少し異なる、ちょっと大人のエレガントな時間が流れています。
そんな空間に似合う、日々の暮らしの小さな名品を選びました。
いまの自分をわくわくさせてくれるもの。
少し背伸びしても手に入れたいと思わせる魅力的なもの。
年齢を重ねることで一段上がった”ふつう”にふさわしいもの、
これからの暮らしに寄り添ってほしいものたちをご紹介します。
“エレガンス”という言葉には、選び抜くという意味があるそうです。
周囲も自分も心地よくいられるものを、強い意志を持って選び抜く。
その結果、その人の個性と調和した美しさ(エレガンス)が醸し出されるのではないでしょうか。
ここに並ぶひとつひとつが、いま私がエレガンスを感じるものたちです。』」
じつは納品ぎりぎりまで手入れをしている予定なので、現在バタバタですが、このような形で石村さんに色々選んでいただけて光栄です。
しっかり手入れして、石村さんファンの皆様にお見せできればと思っています。
大阪通いが続きます!