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PETER HVITD & OLRA MOLGAARD NIELSEN EASY CHAIR をアップしました!

PETER HVID AND OLRA MOLGAARD NIELSENのイージーチェアーをアップしました!

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1953年デザインのモデルです。

モデルナンバーはFD-144、ハイバックは145のようです。

張替生地はデンマークのケアロップ・ヴァヴェリ社のzivagoを使いました!

ここの生地、なんというか、、、上質なウール特有の何か糸自体に空気を巻き込んだようなふっくら感と、天然素材のしっとりとした感じがかなり気に入ってます!

 

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そこここに配されたチーク材がポイントです。

足の部分には先っぽに。

アーム部分は何枚かにスライスされた5-6MMのオークの板(おそらく3枚)の上に一枚だけ、チークのスライス(4MMほど)を重ね、曲げて形造られたものです。

背たれのスピンドルも美しい。

通常、椅子は後ろから見ることが多いと思います。後姿が美しくないとねー。やはり!

商品説明には書いていますが、スピンドル数本にダメージが有ったのと、アームの部分と前足・後ろ足の接合部分がゆるくなっていたようで、何と現地ではそれを木ねじで固定していた!!!スピンドルは新しいものを作成。どれが新しいもので、どれが古いものか、、、、解らない状態です。

また接合部分はしっかりと固定した後、その穴はなんと同様のチーク材を使いキャップを作り、オリジナルに近い形に戻しました。

現在麩屋町にて展示中。。。。ぜひ見に来てくださいね!

 

 

 

 

 

ホームページに家具をアップしました!

素晴らしい椅子たちが上がってきました!

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買い付けの時には現地家具倉庫の奥の方に佇んでおりました。

ただこの何とも言えない御姿!
ベースの部分の作りを見れば只者ではないと、すぐわかります!

この素晴らしい椅子たちを日本に持って帰って、職人さんにしっかりと張り替えてもらって
ぜひ皆様に紹介したい!と!

 

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職人さんの丁寧なお仕事できれいに生まれ変わります。

上記買い付け時の写真では解り難いかもしれませんが、十分すぎるくらいのウレタンの量で少しメタボな感じだったので、かなり減量しました。

アームの部分、特にひじを置く部分はウレタンをやめて、フェルトを敷くことにしました。

他の部分には多少のウレタンを施した後に、白い薄い布をかぶせています。
(ウレタンの後、張り込みじゃないんですね!)

 

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後姿。

背には波バネ。

座下はウィービングテープです。
特にウィービングテープはお尻が下がり過ぎないよう、少し強めに張りました。

 

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どうですか!

見えない部分(フレーム)は凄い作り!

ブナ無垢材を組み合わせて、それこそそのまま外に出して見せても良いクオリティー!
しかも削りで角を丸くしている!!!

この椅子、脱がせてもすごいんです!

 

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張地は栃木レザー、タンニン鞣しの本革を使用。

赤はノーマルジーンズ、黒は少し前に試験的に作られたジーンズ揉み加工!
ジーンズの表面感を残しながら揉んで柔らかくしたシリーズです。

クッションはデニッシュアートウィービングのboyと言うシリーズ。ウール100%の生地。

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オリジナルは普通のウレタンクッションでしたが、
ここまで来たらクッションが普通なのもおかしいので、羽毛クッションを作成しました!

ボーエ・モーエンセンのソファーなどにも採用されている9分割されたそれぞれの箇所に羽毛をいれ込むという究極の羽毛クッション。もちろん羽毛100%です!

最近ではモーエンセンもウレタンチップ交じりの物を使っているようなので、モーエンセン越えです。

ウール生地との相性も良く、座るとぺっちゃりする感じが個人的には好みです!

 

 

そしてなんといっても、、、、

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どうですか!この作り!

このベース、四方無垢ローズウッドです!
また上部は一段段差を付けているところが憎い!!!

 

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サイドはボディーのカーブに合わせ丸みを帯び、足の部分とのジョイント部分。

そこから伸びるすっきりとシャープに伸びる足。つくりに色気が有りますね!

 

ここまで作りこんでいて、デザイナーなどが解らない。
個人的にはSOREN WILLADSENやPEDER PEDERSEN辺りかな、、、なんて思っています。
デンマークの物造りの奥深さが感じれる椅子ですね。

 

シートハイは少し高めの45CM。
羽毛クッションのそのままの状態で測っていますので、実際座るともう少し下がります。

サイズ的にこじんまりとしているところがこの椅子の良さなのですが、奥行きがない分、
しっかりと腰辺りを背もたれがサポートします。

いろいろ職人さんには面倒なことをお願いしましたが、しっかり話していろいろこだわった甲斐があったような気がします。


これまた何とも言えない素晴らしいすわり心地です!

こういった椅子をご検討の方がいらっしゃれば、ぜひお越しいただき座って、体感して頂きたいです!

 

 

ホームページに家具をアップしました!

ホームページに家具をアップしました!

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セヴェリン・ハンセンのチークテーブル。

HASLEV社の製品。

天板と足が一体化したようなシンプルイズベストなテーブル。

 

 

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良いローテーブルもアップしました!

 まだまだ続々と出来上がってきています!

 麩屋町・宇多野店共に、ぜひ見に来てくださいね!

ホームページに家具をアップしました! KAI KRISTINASEN ESKILD PONTOPPIDAN LUDVIG PONTOPPIDAN

ホームページに家具をアップしました!!!

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カイ・クリスチャンセンのスモールテーブル!

ローズウッドで、足の構造なども面白い!!!

 

 

そして。

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 四方造りが素晴らしいテーブル。

 

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 足のには謎の溝が。。。何のためなのか。。。

 

 

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 大・小と2台ホームページに紹介しています。

 なんと!あの溝を利用して。。。。。

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こんな感じのとんでもないネスティング・テーブルです。

 

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 いやー、かなりクレイジーですね!!!(笑)

 もう一回り大きいもの、もしくは小さいものがあれば、ものすごいですね。

 

 かの、ESKILD PONTOPPIDANのデザイン!名工房LUDVIG PONTOPPIDANでの作品です!

 かの、、、と言いましたが、恐らくこの名前はうちのホームページでは初登場じゃないでしょうか?(笑)

 エスキルド・ポントピッダンさんとお読みするのでしょうか。

 そうです!かの「ぽんとぴっだん」さんです!

 

 工房のほうも、たまにL POTOPPIDANと表記されますが、この「ルドヴィー・ポントピッダン工房」となっております。

 その表記のあるもの、家具たちは知る人ぞ知る、本当に細かい部分まで美しい作りをした家具を作り出しています。たしか、フィン・ユールも一部彼のデザインをこの工房に依頼しております。

 

 恐るべし、、、ぽんとぴっだん一族。。。。

 

 

ホームページに家具をアップしました。TEAK DANISH SEWING TABLE

ホームページに家具をアップしました!

人気のソーイングテーブル!

 

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 足は無垢材を使用。

 中でも作りの良いソーイングテーブルです。

 

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 ソーイングテーブルって、中の収納スペースがいいですよねー!

 また、ラタンの籠付と言うのがグッとくる!

 

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 中の収納ケースには取っ手が付いていて、簡単に取り外して使うことができます!

 

 

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 もともとは上記のようなキャスター付だったのですが、もうゴムのタイヤ部分が劣化し放題で、あえなく外しています。

 こんなキャスターもう売ってないですもんね。。。。。。

 

 

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 個人的にはこのキャスターが好き!

 このキャスター本当にかっこいいです!たまにデンマークのビンテージ家具についています。

 地面に接する部分はななめに回転し、正に360度の方向転換にぴったりのデザイン。

 見るからにコストのかかりそうなパーツですが、今売られている黒いプラスチックのいかにも安っぽいキャスターに比べたら断然こっちが良いですね。

 これ、まだどこかで売ってないんでしょうか?