快晴です。フィスカースに行く日にこれくらいの天気だったらうれしかったのですが。。。。
無事出荷完了!
写真撮るのもいちいち寒です。
ゆっくりしてきました。
タピオ・ウィルカラのカトラリー。。。
ホテル飯は毎晩これ!!
という感じで、買い付けの旅終了です。
また、引き続きお店にてお話しできればっと思っております!
引き続きよろしくお願いいたします。皆様のお越しお待ちしております!
ヨウコ・レコラが、今フィスカースで素晴らしい展示会! と、ありがたい情報!
わたしも絶対に見てみたいと思っていた展示会。
いや、良く考えてみると、何度もフィスカースに行ったことは有るが、毎回、ヨウコ・レコラの運転だった。。。
どうやって行くかわからない!
さすがに、今回はヨウコも一緒に行ってくれるわけもなく、、、自分でフィスカースのホームページで調べました。
日本語のホームページもありましたが、整備されていないようでイライラ。。。 英語のホームページでは親切に電車とバスの時刻表がリンクされていてとてもわかりやすかった。 電車に関してはスムーズでしたが、バスに関しては、、、、ウィークデーに関しては、大体一時間に一本くらいのバスがあるのですが、土日は・・・?となると、なんと、バスがない!
ヒッチハイクしてでも行ったる!
と、昔の血が騒ぎましたが、ここは冷静に良く良くホームページを見て展示会場に電話します。
。。。。。。。誰も出ない!!!一時間後、、、2時間後、、、誰も出ない!
再度、ヒッチハイクと思いましたが、ご親切にディレクターさんの携帯ナンバーが記してあったので、勇気を出してトライ!
おかげさまで、うまいこと行きそうです!
朝。ヘルシンキ。。。。
ヒッチハイクにしなくてよかった。。。。。

とりあえず、フィスカースの最寄りの駅と思われる駅、カールヤに到着。
何度もとおっていると思われる緑あふれる風景と一緒の場所は思えないグレーな世界を突っ走ります。
フィンランドでタクシーに乗ることなどほぼないし、果たして最寄りの駅からフィスカースまでいくらかかるのか!展示に対するワクワク感とメーターがどんどん上がっていくドキドキ感。スリルいっぱいです!

以外に近かった、、、30ユーロ位。名古屋まで展示を見に行くと考えれば納得できる価格!
いつも(夏)は、草花にあふれゆっくりたゆたう森の小川でオフィーリアでも流れてきそうな雰囲気ですが、今回は雪解け水の流れ込みもあり氾濫気味!
コレクター・ヨウコレコラが、「こんなにまでのサルメンハーラピースを集まることはまずないだろう!」と、大絶賛の展示会です。

ディレクターさんによると、展示場は全体が白のスペースだけど、黒のほうが彼女の作品が映えると考え、全ての什器を黒で統一。
作品の下には赤土を。
ディレクターさん個人で各方面に接触して作品の蒐集から会場設置までかなり大変な作業だったようです。
70年代にはタピオウィルカラの展示でタピオと一緒に世界各国を回って、今でもウィルカラファミリーとは親しい間柄だそうです。日本も大好きなようで京都には何度も。
島崎信さんとも親しいそうで、もしご存知の方がいましたら、彼がこの展示を日本でもやりたいと言っていたとお伝えください。
いつかは手にしたい、フライングソーサー。彼女の代表的な作風。

本当にどう表現したらいいのでしょうか?
かたち、釉薬、どれをとっても素晴らしいです。
私の中でも、ナンバーワンかもしれないです。。。。
作品たちを何時間見たでしょうか?
もうきりがないので、遅い昼ごはんを取って帰りました。
「今日のお昼、ポテトスープ」、、、、の看板に、「また、でた!」と思いましたが、
これまたおいしい!ごはん何杯でも行ける感じ、残念なのはごはんでなくパンな事。。。
どちらにしても、炭水化物+炭水化物+炭水化物、、、、みたいな感じですが、おいしかったです。
あまり選り好みしないほうがいいですね。。
フィスカースではポテトスープ!
朝九時に待ち合わせ。バッテリー交換のため、台車で登場!
いつもと違う車にはしゃいでおりました。
現行品で出ているものより小さいものですが、こちらの方が使いやすそう。
ただ、値段が!
すごいことになっていました。
ちなみに6個持っているそうです。。。。。

入荷したてのアアルトのイージーチェア。
生地もきれいに取り換えてあります。
またしてもカイ・フランク!
Ship Glassとでもいいましょうか。タピオ・ウィルカラのキャプテンズ・グラスが有りますが、
それのカイフランクバージョンのようです。
同様にグラス底にはサンドブラスト。
舟の上で使ってもテーブルの上で滑らない工夫です。
この14年、フィンランドに来て初めて見ました!
思わず購入、、、、かえって改めて値段を見て、、、驚愕。。。
一目ぼれって素敵!!!
何度も言いますが、クリスタル、底鏡面仕上げ。チーク無垢材のトレイ!!!!
なぜかパルシュス。
さすが、ヨウコ・レコラ。。。フィンランドでたまに出るこういったものもしっかりゲットしている!
私もうれしい限りです!!!
ティモ・サルパネヴァ。。。。う、う、美しい。。。
ミラノトリエンナーレ、1957年アイテム!
小さいがゆえに、何か美が凝縮されているよう!
ベルテル・ガードバーグのスプーン。。。。しかもパフェスプーン???
しかも9本有。。。
なににつかう?
大枚はたいてしまいました。。。。
余りの美しさと、かわいらしさで思わずゲット!
もう、なりふり構わないですね!2本有。
果たして、日本で誰が!なにに!どうやって!つかうのか!
誰も買わなかったら私の家に飾ります。。。。。
「これなんですか?」と問えば、師曰わく「オイルサーディン用」
ガードバーグのスープレイドル。
もうやけになって、意識的においてみました(笑)。
トイニ・ムオナ!アラビア・アートデパートメント1940s!
ぜひ実際の物を見に来てください!
おまけのバナナボックス2個と一緒にホテルまで送ってくれました!
また、夏に会おう!

そんなこんなで、ヨウコ・レコラにすべて買い付け資金を吸い取られたのですが(汗)、
「ヘルシンキのディーラーでも知らないとこ、教えてやる!!!」
と教えてもらったところに来ました。

収穫はこんな感じ。。。
それにしてもそんな場所ですら、そこのおばちゃんは必死になってアイパッドの画面と、自分の店にある商品とを見比べている!
もう誰もがマーケットプライスを知る世の中。難しいです。。。。。

そんな中で発揮されるのがワールドワイド、、、、いや、北欧に限る、、、知識の差!!
まさかこんなところでウィルヘルム・コーゲのこのセットに出会えるとは!
スウェーデンではお皿のセットを仕入れておりました!(ブルーだけだけど、、、)
そこのおばちゃん、「これ日本製?」って、日本人の私に聞いてきます。
「いやいや、スウェーデン製ですよ、うらを見てくださいよ!」。。。。
、、、、、、、はい、完勝です。
まあ、いまのところはまだ、どこでもだれでもアラビアのマークが入っていたら高い!って感じで、げんなりです。まだうちは、デンマーク・スウェーデン・フィンランドとすべてモーラしているのでこういった状況ですが、またすぐ、みんなが知ってくるんでしょうね。。。。
近くでコーヒー飲みました。
かっこいい店内ではあるが、経営は大丈夫なのか?と心配してしまうコーヒーショップ。。。。
いや!人の心配せず、まず自分、自分。。。。
ほぼ買い付けは終わりですが、もう少し続きます。。。。
解らない、何とも言えない天気です。
寒くないだけいい、良いというのは諦めの境地でしょうか

なんと、ヨウコレコラ、車のバッテリー切れ!
夕方から予定があると聞いていたので、朝から来たんですが、
これまた神のみぞ知る、ヨウコ・レコラのみぞ知る。
しかたなく、グレーな中、街に出ます!
シンプルなデザインだけあって、フィンランドでは人気無いんですかね。
うちでは良く売れます。
これこそ、私の大好きなザ・カイフランク!っていうデザインだと思うのですが、、、
っていうか全体的にかなり高いです。
アラビアのステンシルC&Sなんて買うんだったら、断然こっち。
(勝手なその現場での判断ですが。。。。。)

いろいろまわりましたが、スタジオピース的なものは、
まちのしょうもない店にはもうないですね。。。。。
なかでも、好きなディーラーのところだったら、、、

まあ置いてあって、このあたり。
30CM位有ったので買いました。
彼はいろいろ持っているんですが、タピオとかの良いものは持ってこないんだって。
彼が良いと思っていても、誰も見てくれないし買ってくれないから。
みんなムーミンか鳥だってさ。。。

オイバトイッカ、フローラショットグラス・オリジナルボックス付き!!
しかもグレーー!!

そして。ティモ・アロマグラス(大)。
オリジナルボックス付!!
渋い、、、自分でも言うが、渋すぎるセレクト!

かわいいラベルのワインを見つけてホテルの部屋飲み。
(ちなみにグラスはティモのアロ~マ・グラ~ス~)
裏の文章を見ると
「1971年5月にファン・クジネ(オーナー)とマリアは結婚しました。
二人はキャンピングカーを買って北欧で2か月のハネムーンを過ごしました。
冒険に満ち溢れた旅の最後にフィンランドについた彼らは、すぐにその国、文化人々、そして食(特にムイック(ワカサギみたいな魚)とトナカイ)を好きになりました。9か月後には赤ちゃんも。。。
それが素晴らしい思い出いっぱいのフィンランドとの友情の始まりです。
そして、40年たった今でも、クジネ家のワインをフィンランドのお友達たちと一緒に飲むことができます。」
まずは、日本のラベル(もともとのもの)と大違い(笑)!
こんなマーケットコメントがフィンランド人の心をくすぐるかと思うと、なんとも日本的。
(すくなくとも私は買いました)
フィンランドとスウェーデンは、酒は国営の販売所でしか買えません。
ということは、仕入れは一括?国単位での一括か?
それでも、フィンランド550万、スウェーデン960万の人口。
おそらく合わせても関東圏合計にも満たない小さな商圏ですね。
世界的にみて日本のワイナリーがどれだけの大きさなのかは知りませんが、
対スウェーデン・フィンランド。
なんとなく規模的にも丁度良い、良いお客さんのような気がするのですが、、、、
なんといってもみんな親日ですからね!
日本のワイン、待ってると思います!

さすがにストックホルム。
コペンハーゲンより北に位置しているだけあり、寒さワンランクアップ!

寒さが顔に、、耳に沁みます。昼間マイナス3度の世界。
しかも風強し!!
整理されていない倉庫でしょ!って満面の笑顔(笑)。
いえいえ、全然大丈夫です。
デンマークのみんなに比べたら、断然整理されてます!
よい兆候か!

とにかくめちゃくちゃインテリアが最高な店。
でもよく見ると、、、、、

誰のデザインだったか、ハンス・アルネ・ヤコブセンだったか。。。。
これほどのシャンデリアはそうはないです。
このカフェのオーナーは果たして何者なのか!

お店の人はアップルパイと言っていたが、それらしきもの。
先日、デンマークのお宅でもいただいたものと同じですが、この周りにかかったクリーム(なんだかわかりませんが)に最近はまっています。
食器を見てもら解ってもらえるように、シャンデリア以外は何かとあまり気を使っていない感じ。。。。
店員さんも何かのツボにはまったのか厨房で大爆笑中でした。。。。。

イソップ。ストックホルムバージョン。
麩屋町店近くの イソップもかなりのこだわり内装ですが、ここはものすごいです!
木製のカウンターや曲線を帯びた棚板なんて、作ったんかな?

引き続き街歩き。
車で送り迎え付のデンマークとは違い、街歩きはアラフィフにはつらいです。。。。