グレーテ・ヤルクのFD128ソファー。
当時フランス&サン社として輸出をも視野に入れたデザインのソファーを色々なデザイナーに依頼したのでしょうね。
代表的なのはオーレ・バンシャーのセネターFD166/169、ピータ・ビッツのFD130。
どれもノックダウン構造で、フレームの構造などはほぼ一緒。
思えば当時のソファー市場はなんて素晴らしい品揃えだったんでしょう!
そんな中のグレーテ・ヤルクのFD128は女性のデザインらしく、湾曲したアームの造形がなんとも美しいです。
薄く幅広にかたどられたアームの形状は、まさに素材がローズであることにより、その美しい木目がさらに強調されております!
また、どうでしょうか?個人的な感想ですが、今まで見た中でもこの個体はその木目が特徴的で、どこのパーツを取ってみても恐ろしいくらい木目が荒ぶっている特別な個体かと思います。
内側のスプリングクッションは微調整し再利用。
ウレタン、外回り張り地、全て交換しております。
また、張りには栃木レザーのオイルバケッタ。
タンニン鞣・ヌメ革を使用しておりますので、これから10-20年長くご使用していただくことを見越したの経年変化を感じられることと思います。
なかなか出ない逸品ですので、ぜひこの機会のご検討ください。
らくらくEランクでの発送です。