カテゴリー別アーカイブ: デンマーク 家具

ホームページに家具をアップしました!

ホームページに家具をアップしました!(久々に。。。。)

 

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 デンマーク、ブラーミン社のおそらく1960年代、70年代くらいの椅子ではないかと思っています。

 材はマホガニー。

 この時代には良く見られる、ダークブラウン塗装です。

 個人的な見識ですが、デンマークのビンテージ家具でもたまに見かけるキューバンマホガニーは滑らかな 木肌に、黄・赤系のブラウンとでもいうのでしょうか。

 何とも言えない美しく均一な木肌ですが、その木材が枯渇した後は、アフリカからマホガニーを採取していたと聞いています。

 代用品としてサペリと言う木材も使っていたともききますが(ビンテージ家具ですと、よくひきだしの内側やキャビネットの裏側などにも使われていたようです)、個人的には別にそのまま塗装しなくてもきれいで美しいと思うのですが、なぜかこの時代、このダーク塗装が多いです。

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 この椅子も、すでにキューバンマホガニーはほとんど絶滅に近い状態になっていたはずで、そこまで良いマホガニーではないと思いますが、それにしてもこの曲線!

 無垢材をここまで有機的に削り込んで作られた椅子です。

 もちろん今の時代では作るのはかなり難しい椅子だと思います。

 

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 スタッキングさせたらこんなにかっこいい!

 

 北欧ビンテージと言うと、やはり皆様、チークやオーク、ビーチが一般的。

 今回の着色マホガニーはその分、現地でもお利口な値段でした。

 また塗装が良い状態で残っていたので、私たちの作業も少なく済み、かなりリーズナブルにお出しで来ているかと思います。

 

 ダイニングチェアー、お探しの方。

 もしよろしければ実際のいすをぜひ、見に来てください!!

 

 

 

 

ホームページに家具をアップしました!

ホームページに家具をアップしました!

チークの4段チェスト!

つい先日です。
カイ・クリスチャンセンのチェストを紹介したときに、中にはオリジナルとは違うサイズのとってつけたような足を付けていたり、イケ?で買ったようなメタルの足を付けていたり、、、なんていう事をこの場で言及しておりましたが、、、、、

うちにもありました、、、、足が切られていたチェスト。。。

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でも、取っ手付けたように見えないよう、頑張って足先を丸くしました!!

 

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チェスト自身は四方隅の作りも良く、上部の引出内は写真のようになっていたり。。。。

また、幅100CMはなかなか無いサイズ感!

 

足が切られてしまった分、すこしバランス感が悪いような気もしますが、良いものです!!

是非ご検討ください!!!

 

 

ホームページに家具をアップしました!

ホームページに家具をアップしました! 先日も少し大きめの素晴らしいキャビネットをアップしました。

今回もそれに続き、「大きな家具シリーズ」!

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 これは素晴らしいですね!

 おそらくエルム材。アールデコ。

 個人的に隅棚好き!!正直隅棚好きでも収納力には少し疑問符が付いていました。

 ただこのキャビネットは手前に出ている分、収納力アップ!伴い、迫力アップ!

 


 そして、サイドボード。

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 正直言うと、なかなか大きなサイドボードは仕入れるのに気合が必要です!
なにせ倉庫のスペースを取る!それ以上に「重い」!

 そりゃ、この仕事始めたばかりの時には怖いもの知らずで力だけが取り柄のわたし。

 これくらい勢いで運びましたが、今ではだめですね。(あっさりと)

 それでも仕入れたにはそれなりの理由があります。
 じっくり、、、このサイドボードの作りを見てやってください!!!

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 四方隅の作り、取っ手の部分のデザイン。。。。やばいです。。。

 

 

 

そして最後。

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 ワードローブ。。。。(笑)

 これはデカい!!!

  でも現地でこれを見たら仕入れずにはいられないでしょ。

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 合板を重ねその積層面を全面に出した作り!

 取っ手などもチーク無垢材にて!!

 

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 向かって左側はジャケット、てまえ扉裏側にはネクタイ。

 その他収納力バツグン。

 おそらく足元には靴も!!!!!

 

 

 今回も続いた大きな家具シリーズ。

 大きい分、なかなか売れるものではないです。。。
 その分、リーズナブルになってるんじゃないかなー。皆様、是非!

 大きな家具たち。

さすがに麩屋町の2階の店に運び入れるのは大変なので、今回の3点、
すべて宇多野にて(汗)、見ることが可能です!!!

 

 

 

OLE WANSCHER SENATOR HI-BK SOFA MAHOGANY

OLE WANSCHER SENATOR HI-BK SOFA MAHOGANY

オレ・バンシャーのセネターソファー、ハイバック、マホガニー仕上がりました!

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 作業が立て込んでいて、またもや軽トラの荷台の上での撮影!!(涙)

 今回も栃木レザー、オイルバケッタブラックにて張替!

 通常ローバックでもかなりの存在感なのに、ハイバックにこの革を使用したもんだから、
そりゃただならぬ存在感、すごい迫力!!!

 オレ・バンシャーのこのモデルもかなり人気ですが、この栃木レザーもかなりの人気アイテム。

 今日、お客様のもとに旅立っていきました!

 

studio ROOT : ERIK MAGNUSSEN FOLDING CHAIR

仕入れたものの中に、たまに、稀に(まれにです(汗))、、、何か売りたくないなーってものが出てきます。

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 そういうものはホームページの商品紹介にも出さないし、特別こちらからお勧めすることもないのですが、
やはりお客様に「あれ?」といわれると、紹介せざるを得ないですね。

 今回もスタッフから連絡が有り、あの棚のエリック・マグヌッセンはおいくらなんでしょうか?
との問い合わせが有り答えると、なんと!売れてしまいました!!!!(涙)

 

 フォトスタジオを松原・七本松にて運営されている、ROOTさん。

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 写真撮らさせて頂きました。

 まあ、こういったヴィンテージ家具を扱っていますから基本的に古いものが好きです。
 15年ほど前のこの仕事を始める前は、ホント、ふつうのサラリーマンでしたが、住むところも新築ワンルームなんて論外。ぼろアパートで、家具なんかも初めての京都生活でもブルー?ロットなんかで色々そろえてましたから、もともとなんかそんなものが好きだったんでしょうね。

 名もなきもの、そういったものでも年月を重ねることによって素晴らしい存在感を発するものがたくさんあります。私も大好きです!例えばこの椅子も鉄パイプと革。

 その素材構成から見れば、どこかほかでもありそうです。

 でも私が何でこの椅子にいつも以上に惹きつけられるのか。。

 それはデザインの力なんじゃないかなと思います。

 いいな!とおもっていろいろ調べたら、実はエリック・マグヌッセンのデザインだった。

 お!これ、エリック・マグヌッセンのデザインじゃん。やっぱいいね。

 卵が先か鶏が先か、の世界か、作為か無作為か、デザインは作為か。

 作為を感じさせないデザイン?

 先日はお客様のお宅で100年以上前のウィンザーチェアーを見せて頂きました。

 心ふるえました。正に生活のための椅子。無作為の無名の職人の椅子。
時を超えてここまでの迫力を携えるとは!

 変わって同じように100年後のウェグナー・モーエンセン、また希少なローズウッドチェアーたちを想像します。生活のための椅子ですが、プラスデザイン。。。。。

 今さらながらエリック・マグヌッセンと別れを惜しんでいます(笑)。