結果報告:北欧のくらし展 ギャラリーen in 高松 

北欧のくらし展、無事会期終了いたしました。

この災禍の中ですし、なかなか遠方までお越しいただけないお客様もいらっしゃいますから、
簡単に今回の展示について振り返りたいと思いますね。

 

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展示会スタートの2日前です。

用意した大量の家具たちを頼れる味方「プロスタッフ」にお願いしトラックへ積みこむ!

どれだけトラックに詰め込めるかは、プロスタッフのスタッフにかかっている!

今回も用意した家具全部積み込みに成功!まさにプロスタッフ!

 

 

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わたしは翌日(展示会前日)の早朝に京都を出発!

車で高松へ向かいます!!

 

 

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家具や小物たちを用意するのは大変ですが、なんですかね?
高松に向かう途中でのこの高揚感・・・・

この災禍の中、遠出もできませんでしたから久々の旅行気分かな。(仕事ですから)

早い梅雨入りの割には展示会期間中は気候も良くとても気持ちよく過ごせました。

 

実は今回で5階目の高松展示。足掛け10年です。

本当に不思議なご縁に恵まれ、毎回毎回素晴らしい展示会になっています。
10年続けていただいた「たかす」さんに感謝、たかすさんとのご縁をいただいた方に感謝です。

 

 

 

 

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不思議な出会い・巡り合わせを考えながら運転していたら、あっという間に着いた。

 

 

 

 

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展示会期間中は雨の日もありましたが、本当にたくさんの方にきていただけましいたし、
前回、前々回、中には毎回のようにきてくださる方、本当にありがたいです。

 

 

 

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エントランスすぐのスペースでは、薄井ゆかりさんの裂き織りバッグ展も開催されておりました。

 

 

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そして、こちらがビージェネの展示!

ウェグナーやモーエンセンのデザインの家具を揃え、少し見えにくいですが、カールクリントのサファリを置いて、デンマークビンテージ家具の流れが少し説明できるようにしました。

 

 

 

 

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また、ルッド・ティエセン&ジョニー・ソーレンセンのキングスチェアーなどもなかなか日本ではお身にかかれない珍しいモデルではないでしょうか?

レザーシートは栃木レザーのオイルバケッタにて!そしてラタンシート部分もしっかりと全て張り替えて用意しました。

 

 

 

 

 

 

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そしてサプライズがありました。

なんと、大好きな今井麗さんの作品が飾ってあるではないですか!
今ではなかなか手に入れることができない彼女の作品!

しかも、なんかソファーととてもマッチしている!

このサプライズには私も泣きそうになりました(笑)!

 

 

 

 

そして、なんといっても究極の空間への味付けはお花でしょうね。

 

 

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お花をいけたものから続々と売れていきました!すごい!

実は一番上のメタルのベースにチークの壁掛けはそのチークの部分に蝋燭を灯すキャンドルホルダーでした。
これに小さなおちょこのような器を入れて、お花をいけてくれました。
正直にいうと、実はこのアイテム、デンマークで買い付けたは良いが、ビージェネでは飾る場所もなく、ずっと箱の中にしまってあったアイテムでした。

それがどうでしょう!

お花をいけて展示したら即売れ。。。

はい、勉強です!

 

おかげさまで盛況のうちに会期終了し、一安心です。

次回も早々に決まりまして、2023年の12月になります。

皆様引き続きどうぞよろしくお願いいたします!!!

 

 

 

 

さて、高松は私の高松到着とともに、飲食店の時短営業も解かれました。

まだまだ気をつけなくては行けない日々が続いてますからあまりハメを外さず、大人しく楽しんでまいりました。

 

 

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やはりうどん県ですから、毎日頂きました!
その透き通るような艶肌、北欧モダンデザインにも通じるようなシャープな形状!
少し甘めのつけだれと、まさにうどん天国!
これまたワンコイン以下で堪能できるのも魅力!

ガイドブックとか見ると街から離れたポツンとあるうどん屋さんがフューチャーされがちですが、全然街中でOK!どちらかというと、普通な店構えでお客さんにサラリーマンが多いうどん屋がおすすめ!(個人的意見)

 

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そして今回もたかすオーナーに教えていただいた喫茶店、くつわ堂カフェ。
やたら天井の高い広々としたスペースに、ゆったりとイージーチェアーを並べ。。。

しかも猪熊さんの作品まで飾ってある!

くつわ堂のお菓子も人気ありますからネットなどでも買えると思います。
でも、もし高松に行った際にはやはり実店舗に行って、この重厚な建築を楽しみながらお土産を買ったり、カフェに行けばアートまで鑑賞できる!
実店舗で購入するお客さんだからこそ堪能できる価値観ですね。

わたしたちも、ビンテージ家具買うならぜひビージェネ実店舗で!と言われるよう頑張りたいです。

 

 

 

 

 

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美味しいワイン屋さん、「わいんびより」さん。

 

 

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フレンチのサンジャックさん!2年前に買ってくれたお皿、使ってくれてます!

 

 

そして。。。。

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聖地、中川。

初めての展示会のとき、10年前にたかすのオーナーに連れて行ってもらったお店。

無類の魚好き、日本酒好きのわたしにはたまらない店。。。。いや、私はなんでこのお店と出会ってしまったんだろう!と、、、

そして、そして10年越しの夢が!

 

 

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テーブル席に、BORGE MOGENSEN  BM1 by CM MADSEN

まさに絵に描いたようにぴったり!

モーエンセンの作風を今ここでとやかく説明はしませんが、中川さんの仕事にも通じる、、、
そんな椅子とお店の邂逅です。

 

そして、返し返され、、、でしょうか(笑)

 

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今回もたくさん飲んじゃいました。。。。

(もちろん会期終了後の片付けも済んでます)

 

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こちらもオーナーに教えてもらったカフェ。

北浜アリーにあるビル5階のカフェ。瀬戸内海が一望でき、まあこんな時期ですから空いててゆっくりできました。

行き交うフェリーなどをゆったりと見ながら考えると、高松のこの時間の流れってどこか無理がなくて人間らしいかなあ、、なんて思いました。

去年からこの災禍で色々な心配事も増え、個人的なことも多く変わるところもありながらも、新しいチャレンジと思って百貨店でのポップアップなど続けてかなり心許ない状況で働いてきて、どこか少し急ぎ過ぎているような気がしてます。

まあ、元々貧乏性なので、せかせか働いていないと安心できないタチなんですがね。

展示会期間中にも多くの方ご来店になり、沢山のお話を聞きしましたが、それぞれ皆様地域をどうやって盛り上げていこうかなど、いろいろ考えていらっしゃる方が多かったです。

それが今の瀬戸内の地域のにぎわいが出てきている原因でしょうね。

元々一極集中が問題になりつつあったところ、この災禍でのリモートワークの拡がりや密集からの脱出が地方に良い影響を与えていく、そしてもっと多くの人が人間らしい時間軸で生活できていくかもしれませんね。

色々な意味でも勉強になった今回の展示会でした。

 

京都への帰り道。

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やっぱり丸亀の猪熊さんの美術館へ。


わたしもこういった海外に関する仕事に憧れた原点は学生時代に旅行したニューヨーク。
アホほど怖いと思った街だけれど、当時の私には見るもの全てがアドレナリン全開になる刺激的なものばかりで溢れていた街。

猪熊さんの作品と、猪熊さんが撮ったビデオテープ。
ニューヨークから送っていたという雑誌の連載なんかは、全部じっくりと読んでしまいました。

 

 

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こちらはなんと「北欧のくらし展」展示会中にギャラリーに飾られていた猪熊さんの作品。
まさにニューヨーク時代の作品で、まさに作品はまさにNYC!
こんな作品まで持っているとは。。。。すごすぎです!

 

 

 

 

 

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近くの東山魁夷美術館にも行ってきました。なんとも素晴らしい場所でした。

いろいろ立ち寄りましたら、京都までなんだかすごく遠く感じました。。。。

 

 

 

 

 

京都に帰ったらもうこんな時期に。。。。

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わたしにもやっとワクチンの接種案内が来ました。

8月以降だそうです。。。

デンマークの友人などはもうすでに2回摂取してコロナワールド一抜けです。

それでもまだまだしっかりと気をつけないといけませんね。

 

この災禍が早くおさまり、京都でも皆様とお会いできるのを楽しみにしております!